8,063円
東宝のニュース
東宝が3日ぶり反発、「コナン」など好調で25年2月期業績予想を上方修正
東宝<9602.T>が3日ぶりに反発している。15日の取引終了後、25年2月期連結業績予想について、売上高を2800億円から2970億円(前期比4.8%増)、へ、営業利益を550億円から620億円(同4.6%増)へ、純利益を390億円から400億円(同11.7%減)へ上方修正したことが好感されている。主力の映画事業で、「変な家」「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」「キングダム 大将軍の帰還」「ラストマイル」などが大ヒットしたことに加えて、前期からの続映となる「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」が興行収入115億円超と想定を超えるヒットとなったことが要因。世界的ヒットとなった「ゴジラ-1.0」の配信プラットフォームへの販売が国内・海外ともに大きく伸長していることや、TOHO animationで「ハイキュー!!」「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」「怪獣8号」の国内外の配信、商品化権、グッズ販売などの各種事業展開が好調に推移していることも寄与する。なお、第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高1636億8100万円(前年同期比17.2%増)、営業利益409億1500万円(同33.0%増)、純利益264億8500万円(同21.8%増)だった。
また、16日寄り前には米国子会社が、北米を中心にアニメーションの製作・配給を行うジーキッズ(ニューヨーク州)の全株式を取得すると発表しており、これも好材料視されているようだ。ジーキッズ社はさまざまな国のアニメ作品の配給を手掛ける北米を代表する配給会社で、日本のアニメ作品では「天気の子」「君たちはどう生きるか」などの配給を行っている。これまでグループで積み上げてきた北米を中心としたライセンシング・商品化やEコマースサービスと融合することで、日本及び世界中のアニメーションを、より直接かつ広くファンに届けるための強い基盤を築き上げるとしている。
出所:MINKABU PRESS
この銘柄の最新ニュース
東宝のニュース一覧- 特定子会社の異動に関するお知らせ 今日 15:30
- 欧州地域へのIP展開に向けた欧州統括会社を設立~英国Anime Ltdの取得および独PLAION PICTURESとの戦略的提携に合意~ 今日 15:30
- <注目銘柄>=ブシロード、TCG事業好調で今期業績は上振れの可能性も 2025/12/17
- 玩具市場拡大の牽引役、「キダルト消費」で成長加速する銘柄群を追え <株探トップ特集> 2025/12/11
- 株式会社グッドスマイルカンパニーとの合弁会社、To-Smile株式会社の設立に関するお知らせ 2025/12/09
マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=年末相場で5万円台奪還なるか、為替・債券動向を注視 (12/19)
- 東京株式(大引け)=505円高と反発、日銀利上げ発表で一時上昇幅拡大 (12/19)
- 来週の為替相場見通し=円売り圧力根強い (12/19)
- 19日香港・ハンセン指数=終値25690.53(+192.40) (12/19)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
東宝の取引履歴を振り返りませんか?
東宝の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。