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任天堂のニュース
―「スポーツ」「国家戦略技術」「エンターテインメント」の有望株をセレクト―
2026年相場は日銀の追加利上げや米国をはじめとする世界景気の動向を横にらみに、神経質な値動きを強いられる場面があるかもしれない。米ビッグテックの巨額投資を懸念したAIバブル議論も引き続き意識されそうで、これにAI・半導体関連の主力銘柄が翻弄され、その指数寄与度の高さから全体相場が揺さぶられる展開も十分想定される。ただ、こうしたなかでも相場の流れをうまく見極めれば活路は開ける。有力な投資テーマから個別株物色の手掛かりを探るのが有効だろう。新春特集として「スポーツ」「国家戦略技術」「エンターテインメント」の注目の3テーマを選抜した。活躍が期待される有望株をそれぞれ紹介していく。第3回は「エンターテインメント」を取り上げる。
(3)【エンタメ】
自動車に次ぐ日本の基幹産業
マンガやアニメなどのコンテンツ産業は日本の稼ぎ頭の一つだ。今や自動車産業に次ぐ規模の輸出額を誇るまでになり、国は「基幹産業」と位置づけ更に成長を後押しする構えにある。マーケットでは任天堂 <7974> [東証P]やサンリオ <8136> [東証P]といったエンタメ関連の主力どころが昨年前半に大きな盛り上がりをみせた。ただ、足もとはその反動で冴えない値動きが続く。ここは視点を変えて、大型株から中小型株へ目線を移してみるのはどうか。目を凝らすと、業績や株価、材料面で魅力的な銘柄が多いことに気づく。
●Link-Uグループ <4446> [東証P]~ソニー系と新サービス開始
自社開発のサーバーを軸としたデータ配信システムを強みに、出版各社と共同でマンガアプリを開発・運営する。海外需要の取り込みを目指し、ソニー傘下のアニメ配信会社クランチロールと提携し、昨年10月から新サービスをスタート。翌11月にはアラビア語圏での本格展開に向け、サウジアラビア企業と基本合意書を結んでいる。クランチロールとの提携発表を手掛かりに株価は昨年9月下旬から10月にかけて急上昇。その後も根強い物色人気を集めている。
●アルファポリス <9467> [東証G]~人気作品を書籍化・アニメ化
小説・マンガの投稿サイトを運営し、投稿された作品の中から人気の高いものを書籍化する独自のビジネスモデルを構築している。シリーズ累計100万部を超えるヒット作を数多く抱え、電子マンガ市場に販路を広げるほか、アニメ化も果たすなどメディアミックスを推進。海外展開にも注力し、英語以外の翻訳言語の追加や販売地域の拡大を進めている。26年3月期は2期連続の営業最高益更新と増配を見込む。株価は上場来高値圏で堅調に推移している。
●セルシス <3663> [東証P]~シェア首位級の作画アプリ
イラストやマンガ、アニメーション制作用の作画アプリ「CLIP STUDIO PAINT」を提供。国内マンガ家の9割以上、アニメ制作現場の8割以上で使用され、トップクラスの市場シェアを誇る。全世界のクリエーター約5500万人の利用実績もあり、海外利用率が約8割と高い点はポイントだ。業績は好調を極め、25年12月期は売上高、営業利益とも過去最高予想。連続増配トレンドの継続にも期待がかかる。株価は上場来高値更新後の調整が一巡し、今後の展開が注視される。
株探ニュース
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