• 通期最終利益計画を50.0％下方修正…
• 2Q累計売上高は24％の大幅減…
• 2Q累計は5期ぶりの最終赤字に転落…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　天昇電気工業 <6776> [東証Ｓ] が11月12日大引け後(16:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は0.7億円の赤字(前年同期は1.7億円の黒字)に転落し、従来の1億円の黒字予想から一転赤字で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4億円→2億円(前期は12.6億円)に50.0％下方修正し、減益率が68.4％減→84.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比74.8％減の2.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は2.9億円の赤字(前年同期は0.1億円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の2.0％→2.2％とほぼ横ばいだった。