サンケン電気 <6707> [東証Ｐ] が11月11日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は9.1億円の赤字(前年同期は56.5億円の赤字)に赤字幅が縮小し､従来の11億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。
　しかしながら併せて、通期の同損益を従来予想の4億円の黒字→60億円の赤字(前期は37.8億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業損益は50.8億円の赤字(前年同期は18.7億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業損益は5.2億円の赤字(前年同期は10.1億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-4.4％→-2.8％に改善した。

株探ニュース