• 通期経常利益計画を24.7％下方修正…
• 3Q累計売上高は3％減と3期連続で減少…
• 3Q累計最終利益は9％増

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　新報国マテリアル <5542> [東証Ｓ] が11月7日後場(13:30)に決算を発表。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比10.7％増の4.8億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の7.7億円→5.8億円(前期は6.5億円)に24.7％下方修正し、一転して11.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の4億円→2.1億円(前年同期は2.9億円)に46.9％減額し、一転して27.4％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常利益は前年同期比51.9％増の1.2億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の5.5％→5.0％に悪化した。