ＭＩＣ <300A> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は7.7億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6.4億円→8.7億円(前期は5.7億円)に35.5％上方修正し、増益率が13.3％増→53.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2.3億円→4.6億円に97.0％増額した計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17.6円→24円(前期は1→300の株式分割前で6000円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第３四半期累計期間は、既存取引先への360°フルサービス拡販等が順調に推移していることに加え、ドラッグストア業界向けCo.HUB（注１）が2024年12月末時点で20チェーン/約1万店舗で導入となり、Co.HUB利用メーカー数が300社を超え好調に推移しております。　当第４四半期会計期間においては、新たに360°フルサービスを導入する新規クライアントを複数予定していることに加え、人件費増に伴うコストが増加する見込みであるものの、上記の理由により、当初予想を上回る見込みとなったことから売上高、営業利益、経常利益、当期純利益を上方修正いたします。（注１）メーカー企業の販促物を当社の物流センターに一度集約した上で、店舗ごとに必要な販促物の種類や数に応じて梱包し、複数のメーカー分をまとめて共同配送するサービス

　　当社は、将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施し、内部留保資金については設備投資及び事業拡大に伴う人件費の運転資金等に有効活用していくことを基本方針としております。2025年３月期の期末配当予想につきましては、上記方針及び業績予想の修正を勘案した結果、１株当たり24円00銭に修正することといたしました。※上記の業績予想等に関する記述につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成されており、実績の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。