２０日前引けの日経平均株価は前日比７８０円２５銭高の３万７９３５円５８銭。前場のプライム市場の売買高概算は８億４４８万株、売買代金概算は２兆８７６億円。値上がり銘柄数は１３０８、値下がり銘柄数は２９０、変わらずは４５銘柄だった。

　日経平均株価は大幅続伸。前日の米株式市場は、ＮＹダウは５２２ドル高と３日ぶりに反発し最高値を更新した。景気敏感株に加え、半導体株も買われナスダック指数も急反発した。米株高を受け、日経平均株価も値を上げてスタートし、上昇幅は一時８００円を超え３万８０００円台に迫った。半導体関連や銀行、自動車、商社株などが買われた。今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、その内容も注目されている。

　個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>やディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高く、三菱重工業<7011.T>や日立製作所<6501.T>が堅調。三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が買われ、トヨタ自動車<7203.T>や三菱商事<8058.T>が値を上げた。半面、メルカリ<4385.T>やＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735.T>、さくらインターネット<3778.T>が安く、ＫＤＤＩ<9433.T>が軟調だった。

出所：MINKABU PRESS