金融株の下げ目立つ AIによる経済混乱への懸念が再燃=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/24 04:33
(NY時間14:22)(日本時間04:22)
JPモルガン<JPM> 297.19(-13.61 -4.38%)
ゴールドマン<GS> 889.67(-32.57 -3.53%)
アメックス<AXP> 318.60(-27.59 -7.97%)
マスターカード<MA> 493.47(-32.94 -6.26%)

 本日の米株式市場は、ダウ平均が一時850ドル安まで下げを拡大するなど幅広く売りが広がっている。そのような中で大手銀など金融株の売りが目立っている。

 AIによる経済混乱への懸念が再燃していることが要因の1つとの指摘も出ている。発端は、AIへの強気見通しが実は経済の広範な分野にとって弱気材料になり得るのではないかと問いかけたレポートだという。

 週末に流れた米独立系のマクロ・市場調査会社シトリーニ・リサーチのレポートが話題となっており、AIが2028年に期待外れではなく、あらゆる期待を上回った仮想シナリオを示し、その上でS&P500は高値から38%下落、失業率は10.2%、プライベートクレジットは崩れ、住宅ローンも揺らぐと描写している。このレポートはSNSで拡散し、Xで1700万回閲覧された。

 ストラテジストは、このレポートが朝の話題の中心だったと指摘。ただし、関税問題も下落の一因だとし、この投稿を「市場心理が劇的に変化したことを思い起こさせる不都合な警告」と表現。そのため、AIによる破壊的影響を受けやすいと見なされる金融関連セクター全体に売りが波及しているという。

 ゴールドマン<GS>、アメックス<AXP>、JPモルガン<JPM>が大きく下落しており、この3銘柄でダウ平均を400ポイント超押し下げている。

 エコノミストは「ここ数週間市場を覆っているAI不安の延長線上にある動きだと指摘。「新たに悪材料が出たわけではなく、2週間前と同じ物語に市場が再び焦点を当てているだけだ」と述べた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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