#安岡正篤 のブログ
株式ブログトップ「ブログ投稿機能」サービス終了のお知らせ
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欲と恥
自己の内面に満足なものを持たない者ほど外物に憧れる。 その外物が案外あてにならなぬことを身にしみて 覚るところから「道に入る」のである。 衆人は財産とか地位とかを重んじる。
成功は苦辛の日に
先賢が教えてくれている 愚はよく他の欠点を挙げるが、自己の欠点を知らない。 話はうまいが、行いはつまらぬ。 若い時はうかうかして過ぎ、 壮時にはせかせか動き廻り、
自然訓 (七福神ー福禄寿)
1、人は一つの自然である。 われわれは自然の如く真実でなければならぬ。 1、自然はすこやかである。 われわれも常に怠ることなく努めよう。 1、自然は造化である。
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学問の目的
学問というものは決して出世や生活のための手段ではない。 窮して悲鳴をあげたり、心配事のために直ぐぺしゃんこに なるようでは学とは言えない。 何が禍であり何が福であるか、
器量と辞令
あれは頭が良い、よく出来る。 けれども人を容れない。 人を用いる量がない。 深みがないなどといわれる人がいます。 度量、器量ということが良く考えられなければならないわけです。
人間の価値
ずるいことをやったり、人を押しのけたりして、 地位や財産をつくるのも人間の能力、知能の一つであります。 それを使っていろいろのことができる。 できるけれども、そんなことができても、
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勝縁を結ぶ
平生からおよそ善い物・善い人・真理・善い教・善い書物、 何でも善いもの・勝れているもの・尊いものには、 できるだけ縁を結んでおくことです。 これを勝縁といい、善縁といいます。
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六中観
1、忙中に掴んだものこそ本物である。 2、苦中に掴んだ楽こそ本当の楽である。 3、身を棄ててこそ浮ぶ瀬もあれ。 4、どんな境涯でも自分だけの内面世界は作れる。
人物の見わけ方 ②
臨喜臨怒に涵養を看るは、喜びや悲しみに際して 恬淡としているとか、どんなに怒るかと思っていると 悠揚としているなど、平生深く養っておればそれが 出ることだ。
独りを楽しむ
真に自己を社会化するためには、 常に自己を深めねばならぬ。 真に人を愛するには、かえって独りを楽しむ者で なければならぬ。 浅薄な利他と同情とは最も徳の賊である。
心の太陽
太陽の光に浴さなければ、物が育たないのと同じことで、 人間の理想精神というものは心の太陽なのだ。 理想に向かって情熱を湧かすということは、 日に向かう、太陽を仰ぐということだ。
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二つの徳性
人生で一番大切なのは徳性である。 その徳性の中で最も人間に大事なものは二つある。 その二つは、いち早くお誕生過ぎにはっきりと表れる。 その一つは明暗ということ。
元服の礼 (成人式)
人間は教育よろしきを得れば、知命、立命の教養を積めば、 その人なりに大成する。 それから先はいろいろの経験が加わって鍛錬陶冶され、 いわゆる磨きがかかるだけで、人そのものは
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