常磐興産 <9675> [東証Ｓ] が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比36.8％増の18.5億円に拡大し、従来予想の15.3億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の14.7億円→17.4億円(前期は12.3億円)に18.4％上方修正し、増益率が19.2％増→41.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は1.2億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比29.1％増の18億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の28.8％→31.6％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　Ontario合同会社による当社株式に対する第一回公開買付が成立したことにより、公開買付に関連する費用４億46百万円の計上が見込まれる一方、2025年３月期中間連結会計期間において、主力のスパリゾートハワイアンズの利用者数が好調に推移したことにより同期間における観光事業の営業利益が過去最高になったこと、持分法投資利益が見込みを上回ったこと、投資有価証券売却益４億円の計上が見込まれること等により、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回発表いたしました予想数値を上回る見通しとなりました。※ 上記の業績の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。