約2,500社の組織調査、約70万人の人材分析の実績を持つ「HR KARTE」の新シリーズとしてリリース

　日本の経営コンサルティングのパイオニアである株式会社タナベコンサルティング（本社：東京都千代田区・大阪市淀川区、代表取締役社長：若松 孝彦）は、サーベイ・アセスメントツール「HR KARTE」の新シリーズとして、「Executive KARTE（経営者適性診断）」を提供開始いたします。URL：https://www.tanabeconsulting.co.jp/hr/service/executive-karte/



１．開発の背景
　経営者としての適性や素養は、目に見えるものではなく、当然のことながら正解・不正解はありません。ただし、自社にとってどのようなリーダーシップ・マネジメントスタイルが有効なのかを知ることは重要です。経営者の適性やタイプによって、経営幹部に求められる能力は変化します。また、後継者を選定する際には、会社を持続的に成長させるための資質や能力といった適性の見極めが不可欠です。

　現在、多くの企業が「次世代のリーダーづくり・後継体制づくり」を人材育成上の重要課題として捉え、次世代の経営者・経営幹部選定、育成へと取り組まれています。しかしながら、その取り組みにおいては経営者の主観や周囲からの意見、自己申告など定性的側面からの評価がベースとなっていました。その感覚頼りの選定や育成から脱却し、データを活用したサクセッションプラン・経営幹部選定や育成を組織的に実装することを目的として開発いたしました。

２．Executive KARTE（経営者適性診断）について
　タナベコンサルティングではこれまで、サーベイ・アセスメントツールとして「HR KARTE」シリーズを展開してまいりました。「働きがい」を可視化し、自立型組織を実現する「Engagement KARTE」、幹部の適性を可視化する「Leader KARTE」、社員の特性を可視化する「My KARTE」を提供し、約2,500社の組織調査、約70万人の人材分析の実績を持っております。そしてこのたび、「HR KARTE」シリーズの新サービスとして、「Executive KARTE（経営者適性診断）」の提供を開始いたします。

　「Executive KARTE（経営者適性診断）」では、経営者・後継者・執行役員クラス以上の経営幹部およびその候補者を対象として全265問のアンケートを実施。個人の性格特性を測る「性格テスト」と、幹部としての適性を測る「適性テスト」、経営者としての知識・素養を測る「経営素養」などの結果をそれぞれ数値化することで、自分自身の特性を客観的かつ体系的に把握できます。結果はレーダーチャートと得点で表示され、自分自身では認識しづらい適性傾向やコンピテンシー、判断基準、経営者としてのタイプなどを分析することで、自身の現状の課題や潜在的なストロングポイント、今後強化すべき能力などが一目で明確になります。次期経営者・後継者・経営幹部候補の選定、個別育成計画、自己啓発まで、データに基づいた企業の経営体制づくりを科学的に支援いたします。


タナベコンサルティンググループ（TCG）について

　TCGは、1957年創業の東証プライム市場に上場する日本の経営コンサルティングのパイオニアです。「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、未来の社会に向けた貢献価値として「その決断を、愛でささえる、世界を変える。」というパーパスを掲げております。ピースマインドとの資本業務提携により、グループ8社、約900名のプロフェッショナル人材を有する経営コンサルティンググループとなります。国内外の中堅企業を中心とした大企業から中規模企業のトップマネジメント（経営者層）を主要顧客とし、創業以来17,000社以上の支援実績を有しております。
　トップマネジメントアプローチで経営戦略の策定からプロフェッショナルＤＸサービスによる経営オペレーションの実装・実行まで、経営の上流から下流までを一気通貫で支援する唯一無二の経営コンサルティングモデル「チームコンサルティング」を国内地域密着のみならず、グローバルへと展開しております。