静岡ガス <9543> [東証Ｐ] が11月5日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比8.0％増の129億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の110億円→124億円(前期は130億円)に13.1％上方修正し、減益率が15.6％減→4.5％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の91.9億円→89.2億円(前期は87.7億円)に2.9％下方修正し、増益率が4.7％増→1.6％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.2億円→31.7億円(前年同期は6.3億円)に84.3％増額し、増益率が2.7倍→5.0倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は36.6億円の黒字(前年同期は4.3億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の1.3％→6.5％に急改善した。

株探ニュース