鈴与シンワート<9360.T>が５連騰している。前週末７日の取引終了後、２５年３月期の連結業績予想について、売上高を１８５億円から１９０億円（前期比１０．７％増）へ、営業利益を１１億１０００万円から１２億５５００万円（同２２．８％増）へ、純利益を８億３０００万円から９億２０００万円（同１９．５％増）へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を６０円から９０円へ引き上げたことが好感されている。

　人事・給与・就業・会計などの業務を対象としたパッケージソリューションサービスの大型案件が拡大したことなどから情報サービス事業が好調に推移し、第３四半期までの業績が前年を大きく上回る増収増益となったことに加えて、２４年１２月に持ち分法適用会社であったインタークエストを完全子会社化したことなども寄与する。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（２４年４～１２月）決算は、売上高１３２億８８００万円（前年同期比１１．０％増）、営業利益７億４７００万円（同６０．９％増）、純利益５億９３００万円（同７９．２％増）だった。

出所：MINKABU PRESS