川崎汽船 <9107> [東証Ｐ] が2月4日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の2888億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2400億円→3000億円(前期は1357億円)に25.0％上方修正し、増益率が76.7％増→2.2倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の526億円→1126億円(前年同期は532億円)に2.1倍増額し、一転して2.1倍増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.4倍の1015億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.0％→11.7％に上昇した。

株探ニュース