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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均株価の重荷に~
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均株価の重荷に~
18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ソフトバンクGが日経平均株価の重荷に
■グリコ、25/12下方修正 営業利益 100億円←110億円
■JR東日本<9020>水素車両輸出、東南アで沿線開発主導
ソフトバンクGが日経平均株価の重荷に
18日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。17日の米国市場は、NYダウが228ドル安、ナスダックは418ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事によるハト派発言を受け、利下げ期待から買われる場面もみられた。ただし、米オラクルの下落が半導体・AI関連株への売りに広がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比735円安の48975円。円相場は1ドル=155円60銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。米オラクルは、AIデータセンター建設を巡り、資産運用会社の撤退が伝わったことが嫌気され、AIへの過剰投資への懸念が高まるなかで、半導体・AI関連株への売りが広がった。東京市場においてもソフトバンクG<9984>には嫌気売りが波及すると考えられ、日経平均株価を押し下げる形になりそうである。
日経225先物はナイトセッションで49720円で始まり、49780円まで買われた後は軟化した。ボリンジャーバンドの-1σ水準で下げ渋る場面もみられたが、終盤にかけて下げ幅を広げており、一時48940円まで売られた。朝方は先物主導で下へのバイアスが強まる可能性があり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたい。
また、米国で取引終了後に決算を発表したマイクロン・テクノロジーは、予想を上回ったことで時間外取引では8%あまり上昇している。これに連れ高する形でサンディスクも時間外で買われており、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など半導体株の下支えになる可能性はあるだろう。日経平均株価は49000円の節目を割り込んでくる可能性はあるものの、売り一巡後にボリンジャーバンドの-1σ(49180円)辺りでの底堅さをみせてくるようだと、押し目狙いの買いを誘う可能性もありそうだ。
■グリコ、25/12下方修正 営業利益 100億円←110億円
グリコ<2206>は業績予想の修正を発表。営業利益を110億円から100億円に下方修正した。「ポッキーチョコレート」などチョコレート製品の品質問題に伴う自主回収で特別損失(20億円弱)や、健康・食品事業及び乳業事業におけるアイスクリームやチルド商品の不振により、売上・利益を下方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49512.28、+128.99)
・為替相場は円安・ドル高(155.60-70)
・米原油先物相場が上昇(55.94、+0.67)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・JR東日本<9020>水素車両輸出、東南アで沿線開発主導
・第一生命HD<8750>仮想顧客で保険開発、AI実証へ
・アサヒGHD<2502>東アフリカ酒類事業買収、4600億円で英社から
・ヤマハ発<7272>新基準原付き来春投入、125cc自前生産
・NTT<9432>自動運転で新会社、導入・実証支援、グループ各社が窓口に
・長瀬産業<8012>AI製品新興に出資、新たな事業創出
・双日<2768>豪とスペイン社に出資・子会社化、低環境負荷エネ・脱炭素提案
・みずほFG<8411>メガバンク、インド攻勢、810億円で買収
・トヨタ自<7203>新型「RAV4」発売、知能化ソフト基盤を初採用
・カナデビア<7004>産業用電子ボード7割増、京都・舞鶴に新工場
・ソディック<6143>中国・蘇州市に新拠点、テスト加工で顧客の課題解決支援
・セーレン<3569>超小型人工衛星を多数機製造、アークエッジ・スペースと連携
・ヨコオ<6800>光・電信号を同時に検査、半導体製造向け
・大阪ソーダ<4046>尼崎・松山に新棟、医薬シリカゲル増産
・ポエック<9264>東鉄工を来年2月傘下に、高炉向けバルブ設計・販売
・川崎汽船<9107>新造液化CO2船運航、ノルウェー事業向け
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日本銀行金融政策決定会合(1日目)
<海外>
・06:45 NZ・7-9月期国内総生産(4-6月期:-9.7億NZドル)
<NH>
■ソフトバンクGが日経平均株価の重荷に
■グリコ、25/12下方修正 営業利益 100億円←110億円
■JR東日本<9020>水素車両輸出、東南アで沿線開発主導
ソフトバンクGが日経平均株価の重荷に
18日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。17日の米国市場は、NYダウが228ドル安、ナスダックは418ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事によるハト派発言を受け、利下げ期待から買われる場面もみられた。ただし、米オラクルの下落が半導体・AI関連株への売りに広がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比735円安の48975円。円相場は1ドル=155円60銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。米オラクルは、AIデータセンター建設を巡り、資産運用会社の撤退が伝わったことが嫌気され、AIへの過剰投資への懸念が高まるなかで、半導体・AI関連株への売りが広がった。東京市場においてもソフトバンクG<9984>には嫌気売りが波及すると考えられ、日経平均株価を押し下げる形になりそうである。
日経225先物はナイトセッションで49720円で始まり、49780円まで買われた後は軟化した。ボリンジャーバンドの-1σ水準で下げ渋る場面もみられたが、終盤にかけて下げ幅を広げており、一時48940円まで売られた。朝方は先物主導で下へのバイアスが強まる可能性があり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたい。
また、米国で取引終了後に決算を発表したマイクロン・テクノロジーは、予想を上回ったことで時間外取引では8%あまり上昇している。これに連れ高する形でサンディスクも時間外で買われており、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など半導体株の下支えになる可能性はあるだろう。日経平均株価は49000円の節目を割り込んでくる可能性はあるものの、売り一巡後にボリンジャーバンドの-1σ(49180円)辺りでの底堅さをみせてくるようだと、押し目狙いの買いを誘う可能性もありそうだ。
■グリコ、25/12下方修正 営業利益 100億円←110億円
グリコ<2206>は業績予想の修正を発表。営業利益を110億円から100億円に下方修正した。「ポッキーチョコレート」などチョコレート製品の品質問題に伴う自主回収で特別損失(20億円弱)や、健康・食品事業及び乳業事業におけるアイスクリームやチルド商品の不振により、売上・利益を下方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49512.28、+128.99)
・為替相場は円安・ドル高(155.60-70)
・米原油先物相場が上昇(55.94、+0.67)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・JR東日本<9020>水素車両輸出、東南アで沿線開発主導
・第一生命HD<8750>仮想顧客で保険開発、AI実証へ
・アサヒGHD<2502>東アフリカ酒類事業買収、4600億円で英社から
・ヤマハ発<7272>新基準原付き来春投入、125cc自前生産
・NTT<9432>自動運転で新会社、導入・実証支援、グループ各社が窓口に
・長瀬産業<8012>AI製品新興に出資、新たな事業創出
・双日<2768>豪とスペイン社に出資・子会社化、低環境負荷エネ・脱炭素提案
・みずほFG<8411>メガバンク、インド攻勢、810億円で買収
・トヨタ自<7203>新型「RAV4」発売、知能化ソフト基盤を初採用
・カナデビア<7004>産業用電子ボード7割増、京都・舞鶴に新工場
・ソディック<6143>中国・蘇州市に新拠点、テスト加工で顧客の課題解決支援
・セーレン<3569>超小型人工衛星を多数機製造、アークエッジ・スペースと連携
・ヨコオ<6800>光・電信号を同時に検査、半導体製造向け
・大阪ソーダ<4046>尼崎・松山に新棟、医薬シリカゲル増産
・ポエック<9264>東鉄工を来年2月傘下に、高炉向けバルブ設計・販売
・川崎汽船<9107>新造液化CO2船運航、ノルウェー事業向け
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日本銀行金融政策決定会合(1日目)
<海外>
・06:45 NZ・7-9月期国内総生産(4-6月期:-9.7億NZドル)
<NH>
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