ジャパン・ホテル・リート投資法人 <8985> [東証Ｒ] が1月10日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年12月期の経常利益を従来予想の176億円→180億円(前の期は131億円)に2.2％上方修正し、増益率が34.3％増→37.3％増に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の102億円→105億円(前年同期は82.3億円)に3.8％増額し、増益率が23.9％増→28.7％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、分配金を従来計画の3815円→3890円(前の期は3015円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024年12月半ばまでの各ホテルの運営状況が概ね判明したことに伴い、2024年12月期（第25期）通期の運用状況及び分配金の予想の修正を行うものです。2024年12月期（第25期）通期の運用状況の予想において、営業収益は、主に変動賃料の増加により、前回予想より406百万円の増加を見込んでいます。また、物件に係る各種費用及び営業費用等の見直し等により、営業費用については47百万円の増加、財務コストの減少等により、営業外費用については25百万円の減少を見込んでいます。結果として、当期純利益は前回予想比388百万円増加の18,032百万円を見込んでいます。