インテリックス <8940> [東証Ｓ] が4月25日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年5月期の連結経常利益を従来予想の16.9億円→20億円(前期は6億円)に18.3％上方修正し、増益率が2.8倍→3.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.2億円→4.3億円(前年同期は5億円)に3.5倍増額し、減益率が75.3％減→13.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の34円→46円(前期は19円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期の利益面において、本年１月に上方修正した通期業績予想に対し、一棟収益物件の追加売却や積極的な収益物件の取得による賃貸収入の増加、ホテル事業の収益向上、また、子会社の再生住宅パートナーの業容拡大が予想を上回って進捗いたしました。　これらを踏まえ、当期の営業利益、経常利益、そして親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも前回予想を上回る見通しとなりましたので、2025 年５月期通期における連結業績予想数値を、上記の通り修正いたします。

　　2025 年５月期の期末配当予想につきましては、当社の配当方針を基本とし、業績予想の上方修正を反映しつつ、一時的な利益（特別利益として本社移転補償金3 億18 百万円）を考慮した上で、普通配当を期初予想の１株当たり10 円から22 円に修正いたします。これにより、期末配当予想の合計は創立30 周年記念配当7 円を加え1 株当たり29 円、年間配当予想46 円（普通配当32円、創立30 周年記念配当14 円）に修正いたします。