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クレディセゾンの海外CVC、5,000万米ドルのブロックチェーン技術に特化したベンチャーキャピタルファンド「Onigiri Capital」を設立

配信元:PR TIMES
投稿:2025/09/16 18:20
株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員COO:水野 克己、以下:当社)は、シンガポールの子会社である海外コーポレートベンチャーキャピタル(以下:CVC)を通じて、ブロックチェーン技術への投資に特化したファンド「Onigiri Capital」を設立いたしました。

1.「Onigiri Capital」 設立の背景
当社のグローバルビジネスは、世界共通の社会課題であるファイナンシャル・インクルージョンの実現を目指し、主にインド、東南アジア、ラテンアメリカ地域において、レンディング事業とインベストメント事業を軸として事業を展開しています。
2019年に設立された海外CVCであるSaison Capital は、アジアのFinTech事業者を中心に有望なスタートアップ企業への投資を行っており、2021 年よりブロックチェーン技術を活用した金融商品やサービスを扱うスタートアップ企業に注目し、ブロックチェーン領域における投資を開始いたしました。
これまでの投資経験と知見を活かし、ブロックチェーン技術への関心を持つ金融機関が、投資に参画できるようこのファンドを設立いたしました。
URL: https://www.onigiri.vc/






2.「Onigiri Capital」 ファンド設立の目的
本ファンドを通じて、ブロックチェーン技術を活用したイノベーションの担い手となるスタートアップ企業の資金調達を支援することで、中長期目線で金融領域の変革に貢献していくことを目指してまいります。
当社グローバル事業において、ファンド設立は初めての取り組みであり、事業の成長と革新を支える資金調達の多様化の一環と捉えております。
このファンド設立により外部投資家を呼び込み、投資資金を最大限に活用することで投資規模の拡大と投資先の分散化を図ってまいります。
また、当社の海外CVCにおいて培ったブロックチェーン技術への投資経験と知見、そして伝統的な金融機関、規制当局と構築したネットワーク掛け合わせることで、ブロックチェーン技術への信頼獲得、および先進的な技術の発展に寄与してまいります。


3.投資方針について
金融領域におけるブロックチェーン関連スタートアップの資金調達を、5つの主要分野:ステーブルコイン、決済、資産のトークン化、DeFi(分散型金融)、金融サービスに焦点を当てて支援してまいります。アーリーステージにある企業への投資を中心とし、ファンド戦略との整合性や長期的な成長可能性に重点を置き経験豊富な投資チームの精査によりポテンシャルを持つ投資先を選定してまいります。なお、本ファンドは5,000万米ドルの投資規模を目指す中、現時点で3,500万米ドルの資金を確保しております。
本ファンドの投資チームは、40案件を超えるブロックチェーン関連の投資をリードしてきたSaison CapitalのパートナーQin En Looi氏と、起業家及びベンチャーキャピタリストとして20年以上の経験を持つHans de Back氏ら、経験と実績を備えたメンバーで構成されています。


左:Hans de Back氏 右:Qin En Looi氏

今後も、当社は先が読めない不安定な世界情勢を見極めながら、レジリエントな経営を通して、長期目線の事業成長と社会的インパクト創出の両立を叶えるユニークな戦略で、クレディセゾングループのグローバルにおける認知と事業の拡大を目指してまいります。

■ ファンド概要
配信元: PR TIMES

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