33,225円
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日経225先物は11時30分時点、前日比60円高の3万8230円(+0.15%)前後で推移。寄り付きは3万8190円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8300円)には届かなかったが、小幅ながら反発して始まった。現物の寄り付き直後に3万8380円まで買われ、200日移動平均線(3万8410円)に接近した後はショート優勢の流れとなり、中盤にかけて一時3万7950円と節目の3万8000円を割り込む場面もみられた。ただし、これまで同様、3万8000円を下回る局面では押し目待ち狙いのロングが意識されるなか、終盤にかけては短期筋のショートカバーを交えての切り返しでプラスに転じ、3万8250円辺りで推移している。
日経225先物は、中盤にかけて下げ幅を広げたが、円相場が1ドル=150円半ばと朝方から円安に振れて推移したことでショートカバーに向かわせたようだ。終盤にかけての切り返しにより75日線(3万8170円)を上回って推移するなか、底堅さがみられてくるようだと、再び200日線突破を試す展開が意識されてきそうだ。
NT倍率は先物中心限月で14.16倍に低下した。東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]が買われたが、ファーストリテイリング <9983> [東証P]の下げが日経平均型の重荷となった。一方で、銀行、保険など金融セクターのほか、輸出関連株の一角が買われるなか、相対的にTOPIX型優位となった。一時14.12倍と11月21日に付けた直近安値水準まで低下しており、同水準を割り込んでくるようだと、9月5日に付けた13.93倍が意識されてきそうだ。
株探ニュース
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