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日経225先物は11時30分時点、前日比170円安の3万9020円(-0.43%)前後で推移。寄り付きは3万9410円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9450円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。ただし、開始直後に付けた3万9430円を高値に軟化し、現物の寄り付き直後には下落に転じた。売り一巡後は3万9340円まで買い戻されたが勢いはなく、中盤にかけて下へのバイアスが強まる形から、一時3万8960円と節目の3万9000円を割り込んだ。
日経225先物は買い先行で始まったが、その後はロングの解消とみられる動きが優勢になった。連日で最高値を更新していたアドバンテスト <6857> [東証P]が利食い優勢の動きとなったほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]の値動きも弱く、日経平均型の重荷となっている。台湾積体電路製造(TSMC)
ただし、日経225先物は3万9000円を割り込んだが、積極的なショートの動きにはならず、底堅さは意識されている。TSMCの決算次第の面はあるものの、3万9000円辺りでの底堅さが意識されてくるようだと、後場終盤にかけてはショートカバーに向かわせる可能性はありそうだ。
NT倍率は先物中心限月で14.48倍に低下した。前日比変わらずで始まったが、その後は値がさハイテク株の弱い値動きが重荷となるなか、相対的にTOPIX型優位となった。一時14.47倍まで低下し、前日の安値(14.46倍)まで下げてきた。短期的な資金が中心と考えられ、リバランスが入りやすい水準まで低下している。
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