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シードのニュース
シード <7743> [東証P] が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比33.7%減の11.9億円に落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の21億円→11億円(前期は20.5億円)に47.6%下方修正し、一転して46.6%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.3億円→3.3億円(前年同期は6.9億円)に74.9%減額し、一転して51.4%減益計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.9%減の4.3億円となり、売上営業利益率は前年同期の6.2%→4.7%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は、堅調に拡大を示す国内外のコンタクトレンズ市場でプレゼンスを発揮するため、生産力の抜本的引き上げに取り組んでおり、当社の開発・製造拠点である鴻巣研究所において、2号棟別館の稼働(2024 年4月竣工・ 10 月本格稼働)や4号棟の新規建設着手(2024 年 11 月着工・2026 年1月竣工予定)等の施策を進めております。 売上高は、施策の効果もあり生産数が増加したことから、前年同期比で伸長しているものの、設備増設に比例した生産の実現に時間を要しております。また、既存生産設備において、第2四半期に生産規模拡大過程で一時的に生じた「Pure シリーズ」の機械トラブルにより、一部製品の供給スケジュールが遅延し、在庫の回復が遅れたことから販売活動が抑制され、当初予想を下回って推移しております。 生産規模拡大過程における不調につきましては、12 月、1月と回復基調にあり、当初予定より遅れましたが、「シード 1dayPure マルチステージ」につきまして、2025 年1月 24 日受注分から段階的に納期短縮となり、2025年2月 10 日より通常納期となります。「シード 1dayPure うるおいプラス乱視用」につきましても、早期の正常化に向けて注力しております。 利益につきましては、生産数増加による売上高増加の寄与はあったものの、新規生産設備の立ち上がりに際しての生産ロスや一時的な生産混乱による原価率の上昇に加え、輸入商品が円安の影響を受け輸入価格が当初の想定より上昇したことが、影響を及ぼしました。 この結果、連結・個別ともに計画を下回る見込みとなったため、通期業予想を下方修正することといたしました。 なお、為替動向には注視し必要に応じた措置や対策を講じておりますが、原材料・エネルギー価格の高止まりや人件費・物流費といったコスト上昇も続いており、今後も中長期にわたって継続することが予想されます。このような状況の下、生産性の向上や合理化も含めた経営努力を超えるコスト増加分につきましては、2025 年4月以降、一部商品において価格改定に着手することも検討しております。
併せて、通期の同利益を従来予想の21億円→11億円(前期は20.5億円)に47.6%下方修正し、一転して46.6%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.3億円→3.3億円(前年同期は6.9億円)に74.9%減額し、一転して51.4%減益計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.9%減の4.3億円となり、売上営業利益率は前年同期の6.2%→4.7%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は、堅調に拡大を示す国内外のコンタクトレンズ市場でプレゼンスを発揮するため、生産力の抜本的引き上げに取り組んでおり、当社の開発・製造拠点である鴻巣研究所において、2号棟別館の稼働(2024 年4月竣工・ 10 月本格稼働)や4号棟の新規建設着手(2024 年 11 月着工・2026 年1月竣工予定)等の施策を進めております。 売上高は、施策の効果もあり生産数が増加したことから、前年同期比で伸長しているものの、設備増設に比例した生産の実現に時間を要しております。また、既存生産設備において、第2四半期に生産規模拡大過程で一時的に生じた「Pure シリーズ」の機械トラブルにより、一部製品の供給スケジュールが遅延し、在庫の回復が遅れたことから販売活動が抑制され、当初予想を下回って推移しております。 生産規模拡大過程における不調につきましては、12 月、1月と回復基調にあり、当初予定より遅れましたが、「シード 1dayPure マルチステージ」につきまして、2025 年1月 24 日受注分から段階的に納期短縮となり、2025年2月 10 日より通常納期となります。「シード 1dayPure うるおいプラス乱視用」につきましても、早期の正常化に向けて注力しております。 利益につきましては、生産数増加による売上高増加の寄与はあったものの、新規生産設備の立ち上がりに際しての生産ロスや一時的な生産混乱による原価率の上昇に加え、輸入商品が円安の影響を受け輸入価格が当初の想定より上昇したことが、影響を及ぼしました。 この結果、連結・個別ともに計画を下回る見込みとなったため、通期業予想を下方修正することといたしました。 なお、為替動向には注視し必要に応じた措置や対策を講じておりますが、原材料・エネルギー価格の高止まりや人件費・物流費といったコスト上昇も続いており、今後も中長期にわたって継続することが予想されます。このような状況の下、生産性の向上や合理化も含めた経営努力を超えるコスト増加分につきましては、2025 年4月以降、一部商品において価格改定に着手することも検討しております。
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