ユナイテッドアローズ <7606> [東証Ｐ] が11月7日昼(12:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比55.5％増の33.9億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の79.8億円→83.2億円(前期は74.8億円)に4.2％上方修正し、増益率が6.7％増→11.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.1％減の49.2億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は3.9億円の黒字(前年同期は5.8億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.5％→0.6％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当期は雇用・所得環境の改善や外出機会の増加に伴う堅調なファッション需要の継続、インバウンド売上の拡大などの外部環境に加え、商品力の強化、適切な在庫調達、精度の高い価格設定などの施策により、本日発表した上半期連結業績については売上高、営業利益以下の各利益が期初予想を上回りました。この実績を踏まえ、2025年3月期通期の連結業績予想を修正することといたしました。（注記）上記の予想は、発表日現在で得られた情報に基づき作成したものであり、不確定要素を含んでおります。実際の業績は状況の変化によって予想数値と異なる場合があります。