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*14:16JST 新興市場見通し:決算を手掛かりとした個別物色や「TikTok Shop」関連に注目
■中小型株は売り優勢の状況
今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が-0.84%だったのに対して、グロース市場指数は-3.06%、グロース市場250指数は-3.42%。日経平均は週初に約11カ月ぶりの高値を更新した後、利食い優勢となったが、プライムなど大型株への資金シフトは継続、中小型株は売り優勢の状況が続いており、グロース指数、グロース250指数は5月下旬以来の水準まで軟化。時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は週間ベースで-4.06%となり、相対的に弱さが目立った。
時価総額上位銘柄では、トライアルホールディングス<141A>が買われた。7月1日付でスーパー大手の西友の買収手続きが完了した。PBの相互展開や「TRIAL GO」の新規出店、関東圏へのリテールテック展開などを中心に成長を加速するとしており、今後の成長期待が高まった。Synspective<290A>は、株主であるヒューリック<3003>の保有割合が増加したことが材料視されたほか、国内証券による格上げの動きも支援材料となった。一方、ACSL<6232>は、元CEOの不適切取引が発覚したことが嫌気され、ストップ安を交えての急落となった。そのほか、フリー<4478>やQPS研究所<5595>、ジーエヌアイグループ<2160>、GENDA<9166>の弱い値動きが目立った。
今週のIPOは、6月30日にリップス<373A>とレント<372A>、7月4日にヒット<378A>の3社が上場した。リップスの初値は公開価格を2.2%上回る3200円、レントの初値は公開価格を32.3%上回る5730円となった。ヒットについては、公開価格を44.4%上回る2166円で初値をつけた後も買いが続き、ストップ高で終えた。
■業績内容を手掛かりとした選別物色か
来週の新興市場は、利食い売りが入りやすい需給状況が続くとみられる。セブン&アイ・ホールディングス<3382>やファーストリテイリング<9983>、良品計画<7453>など主力の小売企業の決算発表が本格化するため、大型株優位の展開になりそうだ。ただし、グロース市場でもQPS研究所のほか、ALiNKインターネット<7077>、note<5243>、チームスピリット<4397>、ココナラ<4176>などの決算が予定されており、業績内容を手掛かりとした選別物色が向かいそうだ。
個別の材料として、いつも<7694>は今週、「TikTok Shop」支援サービスを開始するとの発表を受けて急伸し、週末には一時ストップ高を付けて5月以来の年初来高値を更新した。ショート動画プラットフォーム「TikTok」上で展開されるeコマースサービス「TikTok Shop」が日本で本格的に開始されたことから、同支援サービスに参入する企業が相次いでいる。TikTokの主要ユーザーは10代から30代で、Z世代やミレニアル世代への訴求力が高いとされており、BASE<4477>、売れるネット広告社グループ<9235>、マイクロアド<9553>、サイバー・バズ<7069>、アライドアーキテクツ<6081>など関連する銘柄への関心が集まりやすいだろう。
来週はIPOが予定されていない。4日に上場しストップ高で終えたヒットについては、デジタル技術と融合した屋外広告が比較的新しい分野として関心が集まっているようだ。既存株主には上場日後180日間のロックアップがかけられていることもあり、一段の株価上昇が期待されそうだ。
<FA>
今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が-0.84%だったのに対して、グロース市場指数は-3.06%、グロース市場250指数は-3.42%。日経平均は週初に約11カ月ぶりの高値を更新した後、利食い優勢となったが、プライムなど大型株への資金シフトは継続、中小型株は売り優勢の状況が続いており、グロース指数、グロース250指数は5月下旬以来の水準まで軟化。時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は週間ベースで-4.06%となり、相対的に弱さが目立った。
時価総額上位銘柄では、トライアルホールディングス<141A>が買われた。7月1日付でスーパー大手の西友の買収手続きが完了した。PBの相互展開や「TRIAL GO」の新規出店、関東圏へのリテールテック展開などを中心に成長を加速するとしており、今後の成長期待が高まった。Synspective<290A>は、株主であるヒューリック<3003>の保有割合が増加したことが材料視されたほか、国内証券による格上げの動きも支援材料となった。一方、ACSL<6232>は、元CEOの不適切取引が発覚したことが嫌気され、ストップ安を交えての急落となった。そのほか、フリー<4478>やQPS研究所<5595>、ジーエヌアイグループ<2160>、GENDA<9166>の弱い値動きが目立った。
今週のIPOは、6月30日にリップス<373A>とレント<372A>、7月4日にヒット<378A>の3社が上場した。リップスの初値は公開価格を2.2%上回る3200円、レントの初値は公開価格を32.3%上回る5730円となった。ヒットについては、公開価格を44.4%上回る2166円で初値をつけた後も買いが続き、ストップ高で終えた。
■業績内容を手掛かりとした選別物色か
来週の新興市場は、利食い売りが入りやすい需給状況が続くとみられる。セブン&アイ・ホールディングス<3382>やファーストリテイリング<9983>、良品計画<7453>など主力の小売企業の決算発表が本格化するため、大型株優位の展開になりそうだ。ただし、グロース市場でもQPS研究所のほか、ALiNKインターネット<7077>、note<5243>、チームスピリット<4397>、ココナラ<4176>などの決算が予定されており、業績内容を手掛かりとした選別物色が向かいそうだ。
個別の材料として、いつも<7694>は今週、「TikTok Shop」支援サービスを開始するとの発表を受けて急伸し、週末には一時ストップ高を付けて5月以来の年初来高値を更新した。ショート動画プラットフォーム「TikTok」上で展開されるeコマースサービス「TikTok Shop」が日本で本格的に開始されたことから、同支援サービスに参入する企業が相次いでいる。TikTokの主要ユーザーは10代から30代で、Z世代やミレニアル世代への訴求力が高いとされており、BASE<4477>、売れるネット広告社グループ<9235>、マイクロアド<9553>、サイバー・バズ<7069>、アライドアーキテクツ<6081>など関連する銘柄への関心が集まりやすいだろう。
来週はIPOが予定されていない。4日に上場しストップ高で終えたヒットについては、デジタル技術と融合した屋外広告が比較的新しい分野として関心が集まっているようだ。既存株主には上場日後180日間のロックアップがかけられていることもあり、一段の株価上昇が期待されそうだ。
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