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日経225先物は11時30分時点、前日比1020円安の4万9840円(-2.00%)前後で推移。寄り付きは5万0230円と、シカゴ日経平均先物清算値(5万0220円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。直後につけた5万0460円を高値に戻り待ち狙いのショートが優勢となるなかで、中盤にかけて5万円の大台を割り込み、終盤にかけて4万9800円まで下げ幅を広げている。
米国市場でハイテク株を中心に売られた影響もあり、東京市場においても指数インパクトの大きいソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]の下げの影響が大きく、2銘柄で日経平均株価を800円超押し下げる形になった。
先物市場ではショートを仕掛けやすくさせており、5万円割れから下へのバイアスが強まっている。ボリンジャーバンドの+1σ(5万0850円)から下放れるなかで5万円の大台を下回ったことで、目先的には25日移動平均線(4万9060円)辺りがターゲットとして意識されよう。
NT倍率は先物中心限月で15.22倍に低下した。一時15.18倍まで下げてきており、25日線(15.11倍)が射程に入っている。同線までの調整でいったんリバランスが意識されそうだが、一方で25日線を明確に下回ってくるようだと、NTロングを巻き戻す動きが強まりそうだ。
株探ニュース
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