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日経225先物は11時30分時点、前日比130円安の3万9690円(-0.32%)前後で推移。寄り付きは3万9950円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9985円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。ただし、寄り付き直後につけた3万9990円を高値に軟化し、中盤にかけて3万9570円まで売られる場面もみられた。売り一巡後は3万9600円~3万9700円辺りで下げ渋る動きをみせている。
日経225先物は買いが先行したものの、4万円の大台を回復できなかったこともあり、利益確定に伴うロング解消の動きが優勢になった。上場来高値を更新して始まったアドバンテスト<6857>[東証P]が下落に転じるなど、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が軟化したこともロング解消に向かわせたようだ。ただし、3万9570円まで売られた後は、ボリンジャーバンドの+1σ(3万9740円)近辺で下げ渋る動きをみせており、押し目狙いのロング対応が意識されやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で14.03倍に低下した。14.09倍と前日比変わらずから始まり、14.10倍をつけた後にNTロングを巻き戻す動きが入り、14.02倍まで下げる場面もみられた。ただし、その後は200日移動平均線(14.04倍)が支持線として意識されており、同線での底堅さがみられるようだと、リバランスを誘う形でNTロングに向かわせそうである。
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