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日経225先物は11時30分時点、前日比190円安の3万8890円(-0.48%)前後で推移。寄り付きは3万9070円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9020円)を上回り、小幅に下落して始まった。寄り付きを高値にショート優勢の流れのなか、中盤にかけて3万8790円まで下落幅を広げる場面もみられた。ただし、支持線として意識されていた25日移動平均線(3万8880円)を下回った後は押し目狙いのロングが入り、同線を上回っての推移を継続。
日経225先物は、寄り付きを高値に下へのトレンドが強まり、節目の3万9000円を割り込んだことで、ショートを入れやすかったとみられる。もっとも、25日線を割り込んだ後は押し目狙いのロングによって、ショートカバーに向かわせた形だろう。短期的なショートは前場の段階で一巡したと考えられ、25日線水準での底堅さがみられてくるようだと、節目の3万9000円や寄り付き水準を捉えてくる可能性がありそうだ。
NT倍率は先物中心限月で14.30倍に低下した。14.27倍で始まり、14.26倍を付ける場面もみられたが、同水準に位置する200日線が支持線として機能している。アドバンテスト <6857> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]の下げが日経平均型の重荷となるものの、円相場が1ドル=157円前半と、朝方からはやや円高に振れて推移しており、輸出関連株主導でTOPIX型にも傾けにくいところである。
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