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「水道関連」が15位にランクイン、老朽化した社会インフラの更新は喫緊の課題<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水道関連」が15位にランクインしている。
埼玉県八潮市の県道で1月28日、道路が陥没してトラックが転落した事故が発生した。埼玉県の発表によると、最初の陥没は下水道管の破損が原因とみられており、事故を受けて国土交通省は、大規模な下水処理場や下水道管を管理する都道府県に緊急点検を要請した。
下水道管に限らず、社会インフラの老朽化は大きな社会的問題だが、今回の下水道管の破損で改めて「水道関連」が注目されている。日本の水道普及率は98%を超えており、その総延長は74万キロメートルに及ぶ。水道管路は法定耐用年数が40年とされ、法定耐用年数に達した水道管路の延長を表す管路経年化率(老朽化率)は全国平均で20%を超えているが、多くの水道事業者は市町村が経営しているため小規模で経営基盤が脆弱であることなどから、更新が進まないのが現状だ。
ただ、国の国土強靱化計画でも「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」で水道管路の耐震化を掲げており、今後水道インフラの更新が進むことが期待されている。「水道関連」は息の長い注目テーマであり、要注目だ。この日の関連銘柄の動きでは、NJS<2325.T>、日本鋳鉄管<5612.T>、前澤工業<6489.T>などが大幅高している。
出所:MINKABU PRESS
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