クボタ <6326> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比8.5％増の1979億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の2350億円→2210億円(前期は2384億円)に6.0％下方修正し、減益率が1.4％減→7.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の841億円→701億円(前年同期は1096億円)に16.6％減額し、減益率が23.2％減→36.0％減に拡大する計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は50円(前期は48円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比12.0％減の471億円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.1％→9.7％に低下した。

株探ニュース