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瑞光のニュース
*18:42JST 瑞光 Research Memo(2):2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(2)
瑞光<6279>
■決算説明
■瑞光 梅林
それでは、2024年度の決算状況について説明します。
まず、2024年度の業績サマリーですが、売上高は199億5000万円となり、前年から17億円の減収となりました。期初に掲げていた売上高240億円という業績予想と比較しても、大きく下振れする結果となりました。
主な原因としましては、中国や欧州で予定してた売上が翌期にずれ込んだこと、また日本の本社でもプロジェクトの進捗が思わしくなかったことが要因です。売上総利益は26億4300万円となり、原価率は86.7%と高い水準となりました。前期と比較すると、原価率は7.9ポイント悪化しています。販売管理費および一般管理費は29億5000万円となり前年と比べて約6億円の減少となりましたが、営業利益はマイナス3億円となり、赤字決算となりました。親会社株主に帰属する当期純利益はマイナス7億8800万円で、グループの資金政策の変更に伴う税効果会計の会計処理が影響し、最終利益は大きな赤字となりました。非常に厳しい業績であり、私自身が入社してから約30年の中でも、営業赤字というのは初めてのことではないかと重く受け止めています。
ここからは、二宮より詳細を説明します。
瑞光 二宮
売上の推移について、地域別の状況をご説明します。まず、日本向けの売上は38億2800万円、中国向けは35億600万円となり、この2か国を合わせると約73億円となります。
日本と中国の合計で前年と比べて約32億円の減収となっており、この落ち込みが全体の業績に大きく影響しました。
一方で、日中以外のアジア地域については、売上が61億200万円となり、前期比で約10億円の増加となりました。国ごとに増減はありますが、特にインドやベトナム向けの売上が成長を牽引しました。また、中南米地域についても、売上は21億9400万円と、20億円を超える水準まで伸長しています。
次に、売上を製品の種類別に分けた表について説明します。
小児用紙おむつ製造機械の売上について、2024年度は68億7000万円となりました。小児用紙おむつ製造機械の売上は、直近のピークである2021年度には111億円を記録していましたが、その後は減少傾向が続いていました。しかし今期は、前期比で22億円の増加となり、下げ止まりの兆しが見られる結果となりました。
大人用紙おむつ製造機械については、売上が63億円となりました。前年比では減少していますが、これは前期に大口の売上があった反動によるものです。
部品の売上は28億円となり、こちらは順調に増加している状況です。
受注の状況について説明します。折れ線グラフは受注残高を示していますが、グラフの最も右側、2024年度の期末時点における受注残高は147億7200万円となりました。これは1年前と比べて約18億円の増加となっていますが、おおよそ2年前と同水準に戻った形となります。受注高については、2024年度通期で217億円となりました。前期と比較すると受注高も回復傾向にあるという状況です。
【瑞光】2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(3)に続く
<KM>
■決算説明
■瑞光 梅林
それでは、2024年度の決算状況について説明します。
まず、2024年度の業績サマリーですが、売上高は199億5000万円となり、前年から17億円の減収となりました。期初に掲げていた売上高240億円という業績予想と比較しても、大きく下振れする結果となりました。
主な原因としましては、中国や欧州で予定してた売上が翌期にずれ込んだこと、また日本の本社でもプロジェクトの進捗が思わしくなかったことが要因です。売上総利益は26億4300万円となり、原価率は86.7%と高い水準となりました。前期と比較すると、原価率は7.9ポイント悪化しています。販売管理費および一般管理費は29億5000万円となり前年と比べて約6億円の減少となりましたが、営業利益はマイナス3億円となり、赤字決算となりました。親会社株主に帰属する当期純利益はマイナス7億8800万円で、グループの資金政策の変更に伴う税効果会計の会計処理が影響し、最終利益は大きな赤字となりました。非常に厳しい業績であり、私自身が入社してから約30年の中でも、営業赤字というのは初めてのことではないかと重く受け止めています。
ここからは、二宮より詳細を説明します。
瑞光 二宮
売上の推移について、地域別の状況をご説明します。まず、日本向けの売上は38億2800万円、中国向けは35億600万円となり、この2か国を合わせると約73億円となります。
日本と中国の合計で前年と比べて約32億円の減収となっており、この落ち込みが全体の業績に大きく影響しました。
一方で、日中以外のアジア地域については、売上が61億200万円となり、前期比で約10億円の増加となりました。国ごとに増減はありますが、特にインドやベトナム向けの売上が成長を牽引しました。また、中南米地域についても、売上は21億9400万円と、20億円を超える水準まで伸長しています。
次に、売上を製品の種類別に分けた表について説明します。
小児用紙おむつ製造機械の売上について、2024年度は68億7000万円となりました。小児用紙おむつ製造機械の売上は、直近のピークである2021年度には111億円を記録していましたが、その後は減少傾向が続いていました。しかし今期は、前期比で22億円の増加となり、下げ止まりの兆しが見られる結果となりました。
大人用紙おむつ製造機械については、売上が63億円となりました。前年比では減少していますが、これは前期に大口の売上があった反動によるものです。
部品の売上は28億円となり、こちらは順調に増加している状況です。
受注の状況について説明します。折れ線グラフは受注残高を示していますが、グラフの最も右側、2024年度の期末時点における受注残高は147億7200万円となりました。これは1年前と比べて約18億円の増加となっていますが、おおよそ2年前と同水準に戻った形となります。受注高については、2024年度通期で217億円となりました。前期と比較すると受注高も回復傾向にあるという状況です。
【瑞光】2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(3)に続く
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