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フェニックスバイオのニュース
*15:38JST フェニックスバイオ---25年3月期減収なるも、受注高は前年を上回って推移
フェニックスバイオ<6190>は15日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比10.1%減の15.41億円、営業損失が1.42億円(前期は0.11億円の利益)、経常損失が1.51億円(同0.43億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が4.45億円(同0.26億円の利益)となった。
同社グループでは世界の大手製薬企業が研究開発拠点を置く米国を中心に、マウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細胞キメラマウス(同社製品名:PXBマウス)を用いた受託試験サービスの提供及びPXBマウス関連製品の販売を行っている。 PXBマウスの需要は肝炎領域からバイオ医薬領域に移行しており、核酸医薬品や遺伝子治療等の開発で利用が増加している。当年度においては主要顧客である海外製薬企業で開発プログラムの中止や人員整理が頻発する等、上期においては開発予算の都合で受注までは至らないケースが頻発していたが、下期では研究開発活動に回復の傾向が見られ、引き合いが増加している。受注高はこれまで単年でマウス販売契約をしていた顧客から新たに2年契約で受注獲得したこともあり前年同期を上回ったが、売上高については、上期での受注不振が響き前年同期を下回った。損益面については、受託試験の外注案件が減少したこと等により売上原価は減少しているが、研究開発費は増加しており、売上高の減少に伴い営業赤字となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.1%増の17.59億円、営業利益が1.67億円、経常利益が1.68億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.61億円を見込んでいる。
<NH>
同社グループでは世界の大手製薬企業が研究開発拠点を置く米国を中心に、マウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細胞キメラマウス(同社製品名:PXBマウス)を用いた受託試験サービスの提供及びPXBマウス関連製品の販売を行っている。 PXBマウスの需要は肝炎領域からバイオ医薬領域に移行しており、核酸医薬品や遺伝子治療等の開発で利用が増加している。当年度においては主要顧客である海外製薬企業で開発プログラムの中止や人員整理が頻発する等、上期においては開発予算の都合で受注までは至らないケースが頻発していたが、下期では研究開発活動に回復の傾向が見られ、引き合いが増加している。受注高はこれまで単年でマウス販売契約をしていた顧客から新たに2年契約で受注獲得したこともあり前年同期を上回ったが、売上高については、上期での受注不振が響き前年同期を下回った。損益面については、受託試験の外注案件が減少したこと等により売上原価は減少しているが、研究開発費は増加しており、売上高の減少に伴い営業赤字となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.1%増の17.59億円、営業利益が1.67億円、経常利益が1.68億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.61億円を見込んでいる。
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