2,269円
タクマのニュース
*13:34JST タクマ Research Memo(4):主力事業を中心にストック型ビジネスへのシフトと新分野への展開(3)
■会社概要
4. ビジネスモデル
タクマ<6013>のビジネスモデルは、従来のプラントEPC(設計・調達・建設)に加え、長期的な運転管理(O&M)や大規模改造、さらにはリプレースまでを自社で完結させる体制を構築することで、単発型の受注ビジネスから、安定したキャッシュ・フローを生むストック型ビジネスへの転換を進めている。このモデルは、建設後の20年以上に及ぶ保守・運転契約を通じて、設備のライフサイクル全体を支える点に特徴がある。例えば、ごみ焼却施設においては、初期の設計・建設に留まらず、その後の運転支援、設備点検、改造工事、最終的なリプレース提案までを一貫して提供する。これにより顧客との長期関係が築かれ、再投資機会も取り込みやすくなる。さらに、同社は国内において高い実績を持ち、合計22施設の長期運転管理案件を保有しており、これが中長期の業績安定性の基盤となっている。EPCを起点にO&M、リニューアルと段階的に収益を積み上げていく「循環型のビジネススキーム」は、今後の成長戦略の中核に位置付けられている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<HN>
4. ビジネスモデル
タクマ<6013>のビジネスモデルは、従来のプラントEPC(設計・調達・建設)に加え、長期的な運転管理(O&M)や大規模改造、さらにはリプレースまでを自社で完結させる体制を構築することで、単発型の受注ビジネスから、安定したキャッシュ・フローを生むストック型ビジネスへの転換を進めている。このモデルは、建設後の20年以上に及ぶ保守・運転契約を通じて、設備のライフサイクル全体を支える点に特徴がある。例えば、ごみ焼却施設においては、初期の設計・建設に留まらず、その後の運転支援、設備点検、改造工事、最終的なリプレース提案までを一貫して提供する。これにより顧客との長期関係が築かれ、再投資機会も取り込みやすくなる。さらに、同社は国内において高い実績を持ち、合計22施設の長期運転管理案件を保有しており、これが中長期の業績安定性の基盤となっている。EPCを起点にO&M、リニューアルと段階的に収益を積み上げていく「循環型のビジネススキーム」は、今後の成長戦略の中核に位置付けられている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<HN>
この銘柄の最新ニュース
タクマのニュース一覧- タクマ---自己株式を市場買付で取得 2025/12/03
- タクマ---環境省令和7年度カーボンニュートラル技術開発・実証事業に採択 2025/12/03
- 自己株式の取得状況に関するお知らせ 2025/12/02
- タクマ、ごみ処理プラントのDBO案件やバイオマス発電プラント受注により受注高は高水準、通期予想に対し順調に進捗 2025/11/27
- 2026年3月期第2四半期 決算説明会資料 2025/11/20
マーケットニュース
- 10時の日経平均は773円高の5万921円、SBGが162.45円押し上げ (12/12)
- <注目銘柄>=ナガセ、M&A効果発揮で来期の更なる利益拡大に期待 (12/12)
- フィットクルの初値は3000円、公開価格を36%上回る (12/12)
- 日経平均は331円高でスタート、ソフトバンクGや東電力HDなどが上昇 (12/12)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
タクマの取引履歴を振り返りませんか?
タクマの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。