大平洋金属 <5541> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は20.7億円の赤字(前年同期は30.9億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の36.1億円の赤字→27.3億円の赤字(前期は21.1億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の13億円の赤字→4.1億円の赤字(前年同期は3.6億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2.4億円の黒字(前年同期は6億円の赤字)に浮上したが、売上営業損益率は前年同期の-53.1％→-64.4％に急悪化した。

株探ニュース