愛知製鋼 <5482> [東証Ｐ] が10月31日後場(14:40)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比48.3％減の16.8億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の37億円→64億円(前期は65.9億円)に73.0％上方修正し、減益率が43.9％減→2.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比41.3％増の47.1億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→140円(前期は100円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比42.6％減の5.6億円に落ち込んだが、売上営業利益率は前年同期の2.2％→2.5％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース