日本山村硝子 <5210> [東証Ｓ] が2月12日大引け後(16:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比43.2％減の38億円に落ち込んだが、通期計画の31億円に対する進捗率が122.8％とすでに上回り、さらに前年同期の110.7％も超えた。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は7億円の赤字(前年同期は6.4億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の70円→115円(前期は50円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比14.2％減の10.9億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.2％→4.8％に大幅悪化した。