秀英予備校 <4678> [東証Ｓ] が2月6日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億0900万円の黒字(前年同期は4700万円の赤字)に浮上したが、通期計画の3億9300万円に対する進捗率は27.7％となり、5年平均の25.1％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比1.8％増の2億8400万円に伸びる計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の5円→10円(前期は無配)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比40.3％増の3億6200万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.0％→12.3％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして認識しております。安定的な経営基盤の確保と株主資本利益率向上に努めるとともに、配当につきましても安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。　当社は、2025年３月期の期末配当につきまして、１株当たり５円配当（復配）の予想としておりましたが、概ね通期業績予想通りに着地する見込みと今後の経営見通し等を総合的に勘案した結果、株主の皆様への利益還元の充実を図るため、期末配当予想を５円増配し、１株当たり10円といたします。