日本特殊塗料 <4619> [東証Ｓ] が2月12日大引け後(16:15)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.4％増の46.2億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の48.5億円→60億円(前期は59.6億円)に23.7％上方修正し、一転して0.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.7億円→30.2億円(前年同期は33.7億円)に61.5％増額し、減益率が44.6％減→10.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の48円→60円(前期は46円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比8.6％減の16.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.4％→7.3％に悪化した。

株探ニュース