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第一稀元素化学工業のニュース
第一稀元素化学工業 <4082> [東証P] が4月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の14億円→6.3億円(前の期は29.4億円)に55.0%下方修正し、減益率が52.4%減→78.6%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.8億円→6.1億円(前年同期は1.2億円)に55.6%減額し、増益率が11倍→5.0倍に縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)の売上高は、電動車の需要鈍化の影響等により販売数量は減少したものの、原材料価格の変動等に伴う販売価格の調整を行ったことにより、ほぼ業績予想通りの結果となる見通しです。また、営業利益は、原価低減活動や経費の抑制等により、業績予想通りの結果となる見通しです。一方で、経常利益は、為替相場変動の影響を受け、業績予想と比較して大きく減少しました。具体的には、2025年に入り円高基調で推移したことにより、当社が保有する外貨建て資産・負債に対して為替差損を計上いたしました。さらに、当社子会社の業績は3ヶ月遅れて反映しており、ベトナム子会社では2024年12月末の為替変動で為替差損を計上しております。親会社株主に帰属する当期純利益は、業績予想に反映していない補助金収入があったものの、為替変動の影響が大きく、業績予想を下回る見通しです。なお、2025年3月31日を基準日とする期末配当予想につきましては変更しておりません。2.営業外費用(為替差損)の内容2025年3月期第4四半期連結会計期間において、外国為替相場の変動に伴い、為替差損1,627百万円を計上する見込みです。これは、当社グループが保有する外貨建資産・負債に対し発生したものであり、その大部分は当社からベトナム子会社への米ドル建て貸付金116百万米ドルと、その同額のベトナム子会社における当社からの米ドル建て借入金から発生したものです。当社においては、2024年12月末と2025年3月末の為替相場を比較すると、円高・米ドル安が進行したことにより、当該貸付金から為替差損が発生しております。また、為替差損のうち未収入金に係る為替差損を41百万円計上する見込みですが、その同額を営業外収益(貸倒引当金戻入額)として計上いたします。ベトナム子会社においては、決算日は12月末であるため、2024年12月末における米ドルとベトナムドン間の為替に起因する為替変動の影響を受けます。2024年9月末と12月末を比較すると、ベトナムドン安・米ドル高が進行したため、為替差損が発生しました。なお、通期でみますと、グループ全体で為替差損1,315百万円を計上する見込みです。その主な内訳としましては、当社で573百万円、ベトナム子会社で740百万円となる見込みです。当社では、為替変動リスクの軽減を目的としてベトナム子会社への米ドル建て貸付金の一部に対してデリバティブ取引、通常の商取引より発生する債権の一部に為替予約取引を導入しております。(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した前提に基づいて作成したものであり、実際の業績については予想数値と異なる場合があります。以 上
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.8億円→6.1億円(前年同期は1.2億円)に55.6%減額し、増益率が11倍→5.0倍に縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)の売上高は、電動車の需要鈍化の影響等により販売数量は減少したものの、原材料価格の変動等に伴う販売価格の調整を行ったことにより、ほぼ業績予想通りの結果となる見通しです。また、営業利益は、原価低減活動や経費の抑制等により、業績予想通りの結果となる見通しです。一方で、経常利益は、為替相場変動の影響を受け、業績予想と比較して大きく減少しました。具体的には、2025年に入り円高基調で推移したことにより、当社が保有する外貨建て資産・負債に対して為替差損を計上いたしました。さらに、当社子会社の業績は3ヶ月遅れて反映しており、ベトナム子会社では2024年12月末の為替変動で為替差損を計上しております。親会社株主に帰属する当期純利益は、業績予想に反映していない補助金収入があったものの、為替変動の影響が大きく、業績予想を下回る見通しです。なお、2025年3月31日を基準日とする期末配当予想につきましては変更しておりません。2.営業外費用(為替差損)の内容2025年3月期第4四半期連結会計期間において、外国為替相場の変動に伴い、為替差損1,627百万円を計上する見込みです。これは、当社グループが保有する外貨建資産・負債に対し発生したものであり、その大部分は当社からベトナム子会社への米ドル建て貸付金116百万米ドルと、その同額のベトナム子会社における当社からの米ドル建て借入金から発生したものです。当社においては、2024年12月末と2025年3月末の為替相場を比較すると、円高・米ドル安が進行したことにより、当該貸付金から為替差損が発生しております。また、為替差損のうち未収入金に係る為替差損を41百万円計上する見込みですが、その同額を営業外収益(貸倒引当金戻入額)として計上いたします。ベトナム子会社においては、決算日は12月末であるため、2024年12月末における米ドルとベトナムドン間の為替に起因する為替変動の影響を受けます。2024年9月末と12月末を比較すると、ベトナムドン安・米ドル高が進行したため、為替差損が発生しました。なお、通期でみますと、グループ全体で為替差損1,315百万円を計上する見込みです。その主な内訳としましては、当社で573百万円、ベトナム子会社で740百万円となる見込みです。当社では、為替変動リスクの軽減を目的としてベトナム子会社への米ドル建て貸付金の一部に対してデリバティブ取引、通常の商取引より発生する債権の一部に為替予約取引を導入しております。(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した前提に基づいて作成したものであり、実際の業績については予想数値と異なる場合があります。以 上
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