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王子ホールディングスのニュース
大阪6月限
日経225先物 34280 +20 (+0.05%)
TOPIX先物 2536.5 +12.5 (+0.49%)
日経225先物(6月限)は前日比20円高の3万4280円で取引を終了。寄り付きは3万4080円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万4155円)を割り込む形で、売りが先行した。しかし、直後につけた3万4070円を安値に切り返すと、現物の寄り付き直後に3万4370円まで買われる場面もみられた。買い一巡後に再び3万4130円まで売られたが、前場終盤以降は3万4140円~3万4330円処で推移し、3万4280円で取引を終えた。
日経225先物はトランプ米大統領の発言をきっかけとした米国株安の影響により売りが先行して始まったものの、売り一巡後は3月26日高値から4月7日安値までの下落幅の半値戻し(3万4310円)水準を挟んでの推移となった。同水準を下回って終えているが、3万4000円割れを狙ったショートは強まらず、底堅さがみられた。
グローベックスのNYダウ先物は300ドル、ナスダック100先物は170ポイントほど上昇して推移しており、ナイトセッションで再び半値戻し水準を上回ってくる可能性はありそうだ。ボリンジャーバンドでは-1σがナイトセッションで3万3250円、中心値の25日移動平均線は3万5050円辺りまで下がってきた。底堅さがみられるなかで、25日線が目先的なターゲットとして意識されてきそうである。
そのため、オプション権利行使価格の3万4000円から3万5000円のレンジを想定。週足の-1σは3万4740円辺りで推移しており、同水準を捉えてくる局面では、節目の3万5000円に向けてショートカバーを強めてくる展開が期待されよう。週足の-1σ水準で強弱感が対立する場面もありそうだが、半値戻し水準を下回ってくるようであれば、押し目狙いのロングで対応したい。
NT倍率は先物中心限月で13.51倍に低下。前日比変わらずで始まり、一時13.50倍まで下げた。為替市場では円相場が一時1ドル=139円台と円高に振れて推移するなかで、円高メリットとして王子ホールディングス<3861>[東証P]などのパルプ・紙セクターや5大商社株の上昇が目立ち、相対的にTOPIX型が優位になっていた。これまで支持線として機能していた25日線(13.55倍)を割り込んできたが、いったん抵抗線に変わるかを確認したいところだろう。
手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万2850枚、ソシエテジェネラル証券が9087枚、サスケハナ・ホンコンが3558枚、JPモルガン証券が1846枚、バークレイズ証券が1765枚、モルガンMUFG証券が1399枚、日産証券が1385枚、ゴールドマン証券が1024枚、SBI証券が943枚、ビーオブエー証券が719枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が1万8311枚、ソシエテジェネラル証券が1万6700枚、JPモルガン証券が4468枚、バークレイズ証券が4098枚、ゴールドマン証券が2968枚、モルガンMUFG証券が2583枚、野村証券が1937枚、みずほ証券が1519枚、サスケハナ・ホンコンが1310枚、ビーオブエー証券が1133枚だった。
株探ニュース
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