ドラッグストア全体として、一時期のような成長性の余地は乏しくなってきた。同社は、その中でも収益力の点では、同業社比では乏しさが、かねてより指摘されていたように感じる。足元の中経達成度合は、継続してモニタリングが必要で、気になる点ではある。
ただし、株価自体は下がりすぎの印象であり、財務的にも適正価格はもっと上ではないだろうか。
新聞紙面では、ドラッグストアがエネルギー価格上昇の余波を受け、収益面での悪化も謳われているなど、マイナス面はあるが、感染症による行動制限の緩和、特に諸外国からの国内への移動制限緩和は、ドラッグストア業界には大きな追い風が期待できる。
以上より、感触としては株価は上昇余地があるものと判断する。