三重交通グループホールディングス <3232> [東証Ｐ] が10月23日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の84億円→90億円(前期は85.1億円)に7.1％上方修正し、一転して5.7％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の39.2億円→52.6億円(前年同期は52.4億円)に34.2％上方修正し、一転して0.4％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　令和８年３月期中間期連結業績予想につきましては、営業収益はイベント関連需要等により稼働や単価が上昇した貸切バス事業の運輸業やビジネスホテル事業等のレジャー・サービス業で前回予想を上回る見込みとなりました。また、営業費用についても前回予想に比べ減少していることなどにより営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益においても前回予想を上回る見込みとなりました。令和８年３月期通期連結業績予想につきましては、中間期までの業績に加え、営業収益は需要の増加により自動車販売事業の流通業をはじめ前回予想を上回る見込みです。一方で営業費用については、待遇改善による人件費の上昇や物価高騰の影響を受け増加が見込まれます。しかしながら、中間期までの業績状況を勘案しました結果、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想と比較し増益となる見込みです。