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日経平均は続伸、米利下げ期待を受けハイテク株中心に上昇
*12:19JST 日経平均は続伸、米利下げ期待を受けハイテク株中心に上昇
日経平均は続伸。322.15円高の44694.65円(出来高概算12億4875万株)で前場の取引を終えている。
11日の米国株式市場は上昇した。ダウ平均は617.08ドル高の46108.00ドル、ナスダックは157.01ポイント高の22043.07で取引を終了した。この背景には、8月の消費者物価指数(CPI)が前年比2.9%の上昇となり、市場予想とおおむね一致したこと、労働市場では新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、雇用の鈍化を示すデータとなったことがある。これらを受けて、FRBが来週の会合で0.25%ポイントの利下げを実施するとの見方が強まり、年内に複数回の利下げが織り込まれていることが株価を押し上げる要因となった。
米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は430.80円高の44803.30円と続伸して取引を開始した。国内でも、米国CPIの内容が予想通りであったことおよび新規失業保険申請件数の増加が利下げ期待を支えるとの見方が強まり、投資家心理を下支えした。半導体関連株を中心に買いが優勢となっており、東エレク<8035>やアドバンテス<6857>などが前場における物色の中心となった。始値から大きな下落を見せることはなく、前場を通して堅調な展開となった。
個別では、東エレク、アドバンテス、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、日東電<6988>、豊田通商<8015>、リクルートHD<6098>、日産化<4021>、KDDI<9433>、フジクラ<5803>、スズキ<7269>、ニデック<6594>、京セラ<6971>、ソシオネクスト<6526>、HOYA<7741>などの銘柄が上昇。
一方、ダイキン<6367>、アサヒ<2502>、スクリン<7735>、レーザーテク<6920>、良品計画<7453>、ディスコ<6146>、塩野義<4507>、味の素<2802>、TDK<6762>、協和キリン<4151>、日立<6501>、ニトリHD<9843>、エムスリー<2413>、キリンHD<2503>などの銘柄が下落。
業種別では、ゴム製品、電気機器、不動産業などが値上がり率上位、食料品、鉱業、陸運業などが値下がり率上位となる。
後場の日経平均株価は、前場の続伸基調を維持する展開が想定される。米国での利下げ期待が今後の政策発表や経済指標で裏付けられるかが焦点となる。国内では為替が大きく動いていないこと、ドル・円が147円前半にとどまっていることが下支え材料となる可能性がある。また、SQ通過による先物・オプションのポジション調整が後場に売買の変動要因となりうる。業種面では、半導体関連や内需関連に引き続き注目が集まりやすく、その動きが市場全体の方向性を左右する可能性がある。
<AK>
11日の米国株式市場は上昇した。ダウ平均は617.08ドル高の46108.00ドル、ナスダックは157.01ポイント高の22043.07で取引を終了した。この背景には、8月の消費者物価指数(CPI)が前年比2.9%の上昇となり、市場予想とおおむね一致したこと、労働市場では新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、雇用の鈍化を示すデータとなったことがある。これらを受けて、FRBが来週の会合で0.25%ポイントの利下げを実施するとの見方が強まり、年内に複数回の利下げが織り込まれていることが株価を押し上げる要因となった。
米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は430.80円高の44803.30円と続伸して取引を開始した。国内でも、米国CPIの内容が予想通りであったことおよび新規失業保険申請件数の増加が利下げ期待を支えるとの見方が強まり、投資家心理を下支えした。半導体関連株を中心に買いが優勢となっており、東エレク<8035>やアドバンテス<6857>などが前場における物色の中心となった。始値から大きな下落を見せることはなく、前場を通して堅調な展開となった。
個別では、東エレク、アドバンテス、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、日東電<6988>、豊田通商<8015>、リクルートHD<6098>、日産化<4021>、KDDI<9433>、フジクラ<5803>、スズキ<7269>、ニデック<6594>、京セラ<6971>、ソシオネクスト<6526>、HOYA<7741>などの銘柄が上昇。
一方、ダイキン<6367>、アサヒ<2502>、スクリン<7735>、レーザーテク<6920>、良品計画<7453>、ディスコ<6146>、塩野義<4507>、味の素<2802>、TDK<6762>、協和キリン<4151>、日立<6501>、ニトリHD<9843>、エムスリー<2413>、キリンHD<2503>などの銘柄が下落。
業種別では、ゴム製品、電気機器、不動産業などが値上がり率上位、食料品、鉱業、陸運業などが値下がり率上位となる。
後場の日経平均株価は、前場の続伸基調を維持する展開が想定される。米国での利下げ期待が今後の政策発表や経済指標で裏付けられるかが焦点となる。国内では為替が大きく動いていないこと、ドル・円が147円前半にとどまっていることが下支え材料となる可能性がある。また、SQ通過による先物・オプションのポジション調整が後場に売買の変動要因となりうる。業種面では、半導体関連や内需関連に引き続き注目が集まりやすく、その動きが市場全体の方向性を左右する可能性がある。
<AK>
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