大氣社 <1979> [東証Ｐ] が2月10日昼(12:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.1％減の114億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の150億円→180億円(前期は198億円)に20.0％上方修正し、減益率が24.4％減→9.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の79.2億円→109億円(前年同期は117億円)に37.9％増額し、減益率が32.6％減→7.1％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比16.4％減の43.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.3％→5.2％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(1)　連結業績予想　2025年３月期につきましては、売上高は国内及び海外において工事の進捗が想定を上回ったことにより前回発表予想を上回る見込みです。利益面につきましては、売上高の増加に加え工事の採算性が改善したこと、受取利息の増加や投資有価証券の売却が当初の想定を上回ったこと等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前回発表予想を上回る見込みです。(2)　個別業績予想　2025年３月期につきましては、連結業績予想と同じ理由により前回発表予想を上回る見込みです。（注）上記の業績予想につきましては、当資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算定しており、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。