23日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比14.9％増の1886億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同3.1％増の1367億円だった。

　個別ではｉＦｒｅｅＥＴＦ　日経高利回りＲＥＩＴ指数 <210A> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> 、上場インデックスファンドＪリート隔月分配型ミニ <2552> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> など13銘柄が新高値。東証ＲＥＩＴインバースＥＴＦ <2094> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が6.35％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.20％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> が3.79％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が3.76％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.54％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が49円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金739億8000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均972億3300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が144億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が123億8800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が93億7600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が70億7900万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が65億6700万円の売買代金となった。

株探ニュース