6日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、地政学リスクへの警戒感で上値重い

配信元:フィスコ
投稿:2026/03/06 18:24
*18:24JST 6日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、地政学リスクへの警戒感で上値重い 6日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比15.63ポイント(0.38%)高の4124.20ポイントで引けた。

朝方は売りが先行したが、医薬品やソフトウエア関連を中心に押し目買いが入り、指数は次第に上げに転じた。一方、石油・ガス株や半導体関連の下落が上値を抑えた。地政学リスクへの警戒や全国人民代表大会で示された政策指針に目新しさが乏しかったことも市場心理の重荷となったが、生活必需品株の上昇などが相場を下支えし、指数は小幅高で引けた。

上海総合指数の構成銘柄では、ハイテクやサービス関連株には買いが集まった。サウラー智能科技(600545/SH)が10.1%高、常州騰龍汽車部件(603158/SH)が10.0%高、国盛智安科技(603778/SH)が10.0%高、上海交運(600676/SH)が10.0%高などが上昇率上位となった。医薬品やソフトウエア関連を中心に押し目買いが入り、ハイテク・サービス分野の銘柄が物色された。政策面のサプライズが乏しいなかでも、成長分野への資金流入が続き、医療やIT関連が相場を下支えした。

半面、エネルギー関連株への売りが目立った。中国石化油田服務(600871/SH)が8.0%安、中曼石油天然気(603619/SH)が7.4%安、南京タンカー(601975/SH)が6.3%安などが下落率上位となった。また、送配電や電線などインフラ関連株にも売りが波及した。杭州電纜(603618/SH)は7.9%安、広西桂冠電力(600236/SH)は5.8%安などが下げ、電力・設備関連の一角が軟調に推移した。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.01ポイント(0.38%)高の267.02ポイント、深センB株指数が2.26ポイント(0.18%)高の1224.99ポイントで終了した。

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配信元: フィスコ