再びドル高が強まる ドル円は155円台に再浮上=NY為替概況
再びドル高が強まる ドル円は155円台に再浮上=NY為替概況
きょうのNY為替市場、NY時間に入って再びドル高が強まり、ドル円は155円台に再浮上した。東京時間に155円台を回復していたが、海外時間に入って154円台に伸び悩んでいた。この日の米新規失業保険申請件数が米労働市場の底堅さを示したこともドル買戻しに繋がっていたようだ。
前日は、堅調な米経済指標と想定外にタカ派だったFOMC議事録を受けて、米国債利回りは上昇を継続し、ドルもショートポジションの調整が続いている。前日のドル指数は0.5%上昇し、3日続伸かつ今月最大の上昇率を記録していた。
アナリストは「議事録を受けてドルは下値を固めつつある。FRBは市場の利下げ期待を抑制し、インフレが再加速すれば“利上げ”の可能性も排除していない」と言及。また、「予想を上回る指標が続いたことで米国債利回りが上昇し、次の米経済指標がこの流れを崩さない限り、週末にかけてドルは上昇バイアスがかかる」とも述べた。
今月に入ってドルの買い戻しが続いているが、「ドルは依然として圧力に直面しているが、短期的には一定のサポートを得る可能性がある」との指摘も出ていた。投資家の注目は労働市場からインフレに戻ると述べた上で、短期金融市場で織り込まれている年内2回のFRBの利下げを正当化するには、インフレ関連の数値が低下する必要があるとも付け加えた。明日はPCE価格指数の発表が予定されており、注目される。
ユーロドルは下値模索が続き、1.17ドル台半ばまで一時下落。21日線を下放れる展開が続いているが、100日線が1.16ドル台後半に来ており、目先の下値メドとして意識される。一方、ユーロ円は下げが一服しているものの182円台前半に一時下落。
本日はECB理事のデマルコ・マルタ中銀総裁の発言が伝わっていたが、ユーロドルが1.20ドルを超えて上昇しても過度に懸念する必要はないとの認識を示していた。過去の研究では均衡為替レートは1.20-1.25ドル程度とされ、仮に到達しても世界の終わりではないと述べた。
最近のドルからの資金シフトがユーロを押し上げている可能性があり、国際的役割の強化には通貨高が副産物となり得るとも指摘した。インフレと成長は見通し通り推移しており、現状が続けば金利は当面安定するとの見方も示す一方、インフレが持続的に22%を下回れば追加利下げを検討する余地があるとした。賃金の伸びも減速しているという。
ポンドドルは1.34ドル台半ばまで下げ幅を拡大。本日の200日線が1.3445ドル付近に来ており、その水準に到達している。一方、ポンド円は売りが優勢となり、208円台前半に一時下落した。
アナリストは、英中銀の追加利下げ観測が強まる中、ポンドは下落リスクに直面していると指摘。前日の英消費者物価指数(CPI)のデータでは、インフレの大幅な鈍化までは確認されなかったものの、火曜日の弱い英雇用統計を受けて、英中銀は早ければ3月にも再び利下げに踏み切る可能性があると述べている。
また、今月初めに政策金利を据え置いた際の判断は極めて僅差で、3月利下げの余地を残す内容だったと指摘。さらに、スターマー英首相の進退を巡る政治的混乱もポンドの重しとなる可能性があるという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
きょうのNY為替市場、NY時間に入って再びドル高が強まり、ドル円は155円台に再浮上した。東京時間に155円台を回復していたが、海外時間に入って154円台に伸び悩んでいた。この日の米新規失業保険申請件数が米労働市場の底堅さを示したこともドル買戻しに繋がっていたようだ。
前日は、堅調な米経済指標と想定外にタカ派だったFOMC議事録を受けて、米国債利回りは上昇を継続し、ドルもショートポジションの調整が続いている。前日のドル指数は0.5%上昇し、3日続伸かつ今月最大の上昇率を記録していた。
アナリストは「議事録を受けてドルは下値を固めつつある。FRBは市場の利下げ期待を抑制し、インフレが再加速すれば“利上げ”の可能性も排除していない」と言及。また、「予想を上回る指標が続いたことで米国債利回りが上昇し、次の米経済指標がこの流れを崩さない限り、週末にかけてドルは上昇バイアスがかかる」とも述べた。
今月に入ってドルの買い戻しが続いているが、「ドルは依然として圧力に直面しているが、短期的には一定のサポートを得る可能性がある」との指摘も出ていた。投資家の注目は労働市場からインフレに戻ると述べた上で、短期金融市場で織り込まれている年内2回のFRBの利下げを正当化するには、インフレ関連の数値が低下する必要があるとも付け加えた。明日はPCE価格指数の発表が予定されており、注目される。
ユーロドルは下値模索が続き、1.17ドル台半ばまで一時下落。21日線を下放れる展開が続いているが、100日線が1.16ドル台後半に来ており、目先の下値メドとして意識される。一方、ユーロ円は下げが一服しているものの182円台前半に一時下落。
本日はECB理事のデマルコ・マルタ中銀総裁の発言が伝わっていたが、ユーロドルが1.20ドルを超えて上昇しても過度に懸念する必要はないとの認識を示していた。過去の研究では均衡為替レートは1.20-1.25ドル程度とされ、仮に到達しても世界の終わりではないと述べた。
最近のドルからの資金シフトがユーロを押し上げている可能性があり、国際的役割の強化には通貨高が副産物となり得るとも指摘した。インフレと成長は見通し通り推移しており、現状が続けば金利は当面安定するとの見方も示す一方、インフレが持続的に22%を下回れば追加利下げを検討する余地があるとした。賃金の伸びも減速しているという。
ポンドドルは1.34ドル台半ばまで下げ幅を拡大。本日の200日線が1.3445ドル付近に来ており、その水準に到達している。一方、ポンド円は売りが優勢となり、208円台前半に一時下落した。
アナリストは、英中銀の追加利下げ観測が強まる中、ポンドは下落リスクに直面していると指摘。前日の英消費者物価指数(CPI)のデータでは、インフレの大幅な鈍化までは確認されなかったものの、火曜日の弱い英雇用統計を受けて、英中銀は早ければ3月にも再び利下げに踏み切る可能性があると述べている。
また、今月初めに政策金利を据え置いた際の判断は極めて僅差で、3月利下げの余地を残す内容だったと指摘。さらに、スターマー英首相の進退を巡る政治的混乱もポンドの重しとなる可能性があるという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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