円安は底を打ったように見えるとの指摘も=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/18 04:08
 NY時間の終盤に入って、ドル円は153円台前半に伸び悩んでいる。本日の為替市場はドル高が優勢となり、一時152円台に下落していたドル円も153円台後半まで買い戻される場面も見られた。しかし、ドルの買い戻しも一服する中、次第に上値が重くなっている。

 一部からは、貿易加重ベースで見ると円安は底を打ったように見えるとの指摘が出ている。口先介入が市場心理の重しとなり、日本の当局は事実上の防衛ラインを引くことに成功しているという。ドル円は、1月に日米のレートチェックの観測があった直後の安値152円台前半の水準に接近しているほか、円の前向きな見通しを支えるファンダメンタルズも改善との認識も広がっているという。

 高市首相は財政を巡ってより融和的な言い回しを使うようになり、日本の財政リスクを意識した取引は後退。衆院選で強い支持を得たことで政治的な不確実性も後退し、財政で一段と譲歩する必要性は薄れたという。

 日本は、緩和的な財政政策と引き締めに向かう金融政策のミックスへと動いている。経済理論で言えば、これは通貨を押し上げる理想的な政策ミックスだとも述べている。

 財政支援はリフレを強め、すでに構造的な改善を見せていた株式市場を支える一方、徐々に上昇する金利は日本国債の相対的な魅力を高める。これらの力が相まって、日本の資産への資本流入を促すはずだという。

USD/JPY 153.36 EUR/JPY 181.73
GBP/JPY 207.95 AUD/JPY 108.72

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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