【本日の見通し】米CPIにらみつつ、方向性を探る展開、リスクはやや下方向か
【本日の見通し】米CPIにらみつつ、方向性を探る展開、リスクはやや下方向か
昨日のドル円は東京市場で152円27銭まで下げた後、東京午後に153円40銭台まで反発。いったん152円台に落とすも、NY朝には153円76銭と、東京午後の高値を超えるところまで上昇を見せた。1月下旬のNY連銀によるレートチェックが、日本の要請によるものと報じられたことなどがドル買いを誘った。昨日の安値がレートチェック後に付けた152円10銭の直近安値に届かずに反発したことも、ドル安円高の一服感につながった。
もっとも、その後は再びドル安円高が優勢となり152円台に落として東京朝を迎えている。衆議院選挙前後で積み上がった円売りポジションの整理はかなり進んできたとの見方がある一方、戻りではまだ売り意欲が残っているとの見方があり、上値が重くなっている。10日のラトニック商務長官による「現在のドル相場はより自然な状態」発言に見られるトランプ政権の(米国の輸出に有利な)ドル安志向も上値を抑える要因となっている。
152円10銭前後のサポートが依然しっかりしているとみられ、ここからの下げには慎重姿勢が見られるが、戻りでは売りが出る展開が続くか。11日に発表された1月の米雇用統計がかなり強く出たにもかかわらず、ドル高が限定的に留まったことも、上値の重さが意識される要因となっている。
今日の注目材料は22時半に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)。前回12月の米CPIは前年比+2.7%と11月と同水準となり、市場予想とも一致した。コア前年比は+2.6%とこちらも11月と同水準で、市場予想の+2.7%を小幅に下回った。牛肉、コーヒーなどの価格上昇を背景に食品が上昇する一方、エネルギー価格が下落して相殺される格好となった。コア項目は住宅費が反発も、その他項目は航空運賃を筆頭にやや弱めのものが目立った。今回の市場予想は総合・コアともに前年比+2.5%と、12月から伸びが鈍化する見込みとなっている。
ドル安がやや優勢となる中、弱めの数字への反応が大きくなりがちな地合いとなっている。予想以上に米CPIの伸びが鈍化するようだと、早期の利下げ期待再開に繋がり、ドル売りとなる可能性がある。
ドル円は152円台から153円台にかけてのレンジ取引を中心に方向性をしっかり見極めたい局面。リスクはやや下方向と見ているが、152円10銭前後のサポートを崩せるかは微妙なところ。米CPIなどをきっかけに152円をしっかり割り込むようだと、来週にかけて大きな節目である150円00銭を意識する展開になる可能性がありそう。
ユーロ円はNY朝のドル円の反発局面で182円54銭まで上値を伸ばした後、一時180円81銭まで下げる展開となった。181円台前半で東京朝を迎えている。この後も戻りでは売りが出る展開が見込まれる。昨日の高値からの下げの勢いもあり、181円台後半では売りがしっかりと出てきそう。
ポンド円はNY朝に209円56銭を付けた後、207円57銭まで2円弱の大きな下げとなった。安値からは買いが出て208円台を回復しているが、ユーロ円同様に戻りの重さが意識される展開で、208円台半ばからは売りが出てくるとみている。
ユーロドルは1.18台後半での推移が続いた。上値がやや重いものの、1.1850ドルを割り込むだけの勢いが見られない。この後も1.18台後半推移が中心となりそう。
ポンドドルは対円での下げもあり、1.3670ドル台から1.3605ドルまで下げた。東京午後と同じ水準で下値が支えられており、1.3600ドルを割り込まなかったことで、このまま反発すると、下げに一服感が出る。ただ、戻りが鈍い印象で、流れはまだ下方向と見ている。1.3600ドルを割り込んで、もう一段下を試す可能性が十分にありそう。
MINKABUPRESS 山岡
昨日のドル円は東京市場で152円27銭まで下げた後、東京午後に153円40銭台まで反発。いったん152円台に落とすも、NY朝には153円76銭と、東京午後の高値を超えるところまで上昇を見せた。1月下旬のNY連銀によるレートチェックが、日本の要請によるものと報じられたことなどがドル買いを誘った。昨日の安値がレートチェック後に付けた152円10銭の直近安値に届かずに反発したことも、ドル安円高の一服感につながった。
もっとも、その後は再びドル安円高が優勢となり152円台に落として東京朝を迎えている。衆議院選挙前後で積み上がった円売りポジションの整理はかなり進んできたとの見方がある一方、戻りではまだ売り意欲が残っているとの見方があり、上値が重くなっている。10日のラトニック商務長官による「現在のドル相場はより自然な状態」発言に見られるトランプ政権の(米国の輸出に有利な)ドル安志向も上値を抑える要因となっている。
152円10銭前後のサポートが依然しっかりしているとみられ、ここからの下げには慎重姿勢が見られるが、戻りでは売りが出る展開が続くか。11日に発表された1月の米雇用統計がかなり強く出たにもかかわらず、ドル高が限定的に留まったことも、上値の重さが意識される要因となっている。
今日の注目材料は22時半に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)。前回12月の米CPIは前年比+2.7%と11月と同水準となり、市場予想とも一致した。コア前年比は+2.6%とこちらも11月と同水準で、市場予想の+2.7%を小幅に下回った。牛肉、コーヒーなどの価格上昇を背景に食品が上昇する一方、エネルギー価格が下落して相殺される格好となった。コア項目は住宅費が反発も、その他項目は航空運賃を筆頭にやや弱めのものが目立った。今回の市場予想は総合・コアともに前年比+2.5%と、12月から伸びが鈍化する見込みとなっている。
ドル安がやや優勢となる中、弱めの数字への反応が大きくなりがちな地合いとなっている。予想以上に米CPIの伸びが鈍化するようだと、早期の利下げ期待再開に繋がり、ドル売りとなる可能性がある。
ドル円は152円台から153円台にかけてのレンジ取引を中心に方向性をしっかり見極めたい局面。リスクはやや下方向と見ているが、152円10銭前後のサポートを崩せるかは微妙なところ。米CPIなどをきっかけに152円をしっかり割り込むようだと、来週にかけて大きな節目である150円00銭を意識する展開になる可能性がありそう。
ユーロ円はNY朝のドル円の反発局面で182円54銭まで上値を伸ばした後、一時180円81銭まで下げる展開となった。181円台前半で東京朝を迎えている。この後も戻りでは売りが出る展開が見込まれる。昨日の高値からの下げの勢いもあり、181円台後半では売りがしっかりと出てきそう。
ポンド円はNY朝に209円56銭を付けた後、207円57銭まで2円弱の大きな下げとなった。安値からは買いが出て208円台を回復しているが、ユーロ円同様に戻りの重さが意識される展開で、208円台半ばからは売りが出てくるとみている。
ユーロドルは1.18台後半での推移が続いた。上値がやや重いものの、1.1850ドルを割り込むだけの勢いが見られない。この後も1.18台後半推移が中心となりそう。
ポンドドルは対円での下げもあり、1.3670ドル台から1.3605ドルまで下げた。東京午後と同じ水準で下値が支えられており、1.3600ドルを割り込まなかったことで、このまま反発すると、下げに一服感が出る。ただ、戻りが鈍い印象で、流れはまだ下方向と見ている。1.3600ドルを割り込んで、もう一段下を試す可能性が十分にありそう。
MINKABUPRESS 山岡
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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