午後:債券サマリー 先物は小反発、「オペ紙」公表控え様子見 長期金利2.040%
26日の債券市場で、先物中心限月3月限は小反発した。前日に下落した反動で買いが入った。
総務省が発表した12月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比2.3%上昇となり、伸び率は市場予想を下回った。早期の追加利上げ観測が後退し、円債相場を支援した。また、財務省が発表した2026年度の国債発行計画は、カレンダーベースで20年債、30年債、40年債の超長期債で1回あたりの市中発行額が減額された一方、10年債は据え置き。2年債と5年債は増額となった。事前報道に沿った結果となったが、10年債の増額が見送られたことで長期債の需給が改善するとの見方が改めて広がった。
午後は方向感の乏しい展開となった。日銀は26日取引終了後に来年1~3月期の国債買い入れ予定、通称「オペ紙」を公表する予定であり、その内容を見極めたいとして様子見姿勢が強まった。政府はこの日の閣議で26年度予算案を決定。一般会計の総額は122兆3092億円となり過去最大となったが、事前に報じられた内容とあって、円債相場の反応は限られた。
先物3月限は前営業日比2銭高の132円70銭で終了した。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い2.040%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
総務省が発表した12月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比2.3%上昇となり、伸び率は市場予想を下回った。早期の追加利上げ観測が後退し、円債相場を支援した。また、財務省が発表した2026年度の国債発行計画は、カレンダーベースで20年債、30年債、40年債の超長期債で1回あたりの市中発行額が減額された一方、10年債は据え置き。2年債と5年債は増額となった。事前報道に沿った結果となったが、10年債の増額が見送られたことで長期債の需給が改善するとの見方が改めて広がった。
午後は方向感の乏しい展開となった。日銀は26日取引終了後に来年1~3月期の国債買い入れ予定、通称「オペ紙」を公表する予定であり、その内容を見極めたいとして様子見姿勢が強まった。政府はこの日の閣議で26年度予算案を決定。一般会計の総額は122兆3092億円となり過去最大となったが、事前に報じられた内容とあって、円債相場の反応は限られた。
先物3月限は前営業日比2銭高の132円70銭で終了した。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い2.040%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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