<動意株・24日>(大引け)=サイフューズ、スクリン、板硝子など
サイフューズ<4892.T>=後場急伸。午後3時ごろ、クラレ<3405.T>と業務・資本提携を締結し、クラレに対し第三者割り当てによる新株発行を行うと発表しており、これを好感した買いが株価を押し上げている。26年1月9日を払込期日としてクラレを割当先として35万2100株を発行する予定で、第三者割当増資後のクラレの持ち株比率は3.53%となる。サイフューズ独自の基盤技術「バイオ3Dプリンティング」とクラレの「高品質なモノづくり力(素材開発力)」を戦略的に融合させることを目的としており、サイフューズの革新的な3D細胞製品の製造プロセスに、「マイクロキャリア〈スキャポバ〉」などのクラレの高品質な培養関連資材を活用することで、大量培養の効率化とコストダウンの両立という産業化へ向けた次世代の細胞製品生産システムを確立することを目指すとしている。
SCREENホールディングス<7735.T>=大幅高で3日続伸。株価は一時、前日比で約13%高に買われ年初来高値を射程に捉えた。モルガン・スタンレーMUFG証券は23日、同社株の投資判断の「オーバーウエート」を継続するとともに目標株価を1万6200円から2万4400円に引き上げた。25年11月中旬から前工程装置市場は本格的な回復局面に入ったとみており、適用PERを変更し目標株価を見直している。
日本板硝子<5202.T>=物色の矛先向かい急動意。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「ペロブスカイト太陽電池向けのガラス基板の分野に参入する」と報じられたことが好材料視されているようだ。06年に買収した英ピルキントンの技術を活用するとしており、ピルキントンの海外の販路なども活用して攻勢をかけるという。耐久性と強度が高く建材などへの活用が見込まれ、市場が大きいとされる「ガラス型」を中心に手掛けるとあることから、同分野でシェアを獲得することによる業績への貢献が期待されている。
YE DIGITAL<2354.T>=急反発で新高値。一気に800円台を回復する展開となり、今月15日につけた高値788円を奪回し年初来高値を更新した。ERPを軸とした業務システム構築などのビジネスソリューション事業と、組み込みソフト開発などのIoTソリューション事業を収益の2本柱としているが、いずれも好調で足もとの業績は拡大基調を強めている。23日取引終了後に発表した25年3~11月期決算は営業利益が前年同期比29.6%増の12億3800万円と高水準の伸びを達成し、特に9~11月期は前年同期実績の3.8倍と急拡大した。これがサプライズとなり株価を押し上げる格好となっている。
ACCESS<4813.T>=大幅高で続伸。ここ25日移動平均線を上値抵抗ラインとする下降トレンドが続いていたが、きょうは同移動平均線をマドを開けて上回る可能性が高く波動転換を示唆している。同社は23日取引終了後、同社の米子会社IP Infusionがアラブ首長国連邦に本社を置くEvollabs Techとホワイトボックス型ネットワーク機器向け統合ネットワークOS「OcNOS」の提供にかかわる契約を締結し、対価の一部が入金されたことを発表した。期間3年間、総額7000万ドルの契約で、25年中に支払いを求める3000万ドルのうち、1000万ドルが既に入金された(通期業績予想には織り込み済み)としている。これを手掛かり材料に目先上値を見込んだ短期資金が集中する状況となっている。
アストロスケールホールディングス<186A.T>=4日続伸、底値圏から出直りへ。この日の寄り前、欧州宇宙機関から軌道上改修・アップグレードサービス(IRUS)の調査案件を受注したと発表しており、好材料視されている。同社ではこれまで、軌道上サービス領域でデブリ除去、寿命延長(燃料補給、軌道制御)、観測・点検などの受注実績があるが、今回のIRUSに関する受注は衛星の寿命延長に寄与する軌道上改修・アップグレードという新たなサービス領域での取り組みとなり、同社では軌道上サービスのさらなる高度化と多様化に向けた重要なステップと位置付けている。受注金額は39万9000ユーロ(約7300万円)。なお、26年4月期業績予想の前提には含んでいないものの、業績に与える影響は軽微としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
SCREENホールディングス<7735.T>=大幅高で3日続伸。株価は一時、前日比で約13%高に買われ年初来高値を射程に捉えた。モルガン・スタンレーMUFG証券は23日、同社株の投資判断の「オーバーウエート」を継続するとともに目標株価を1万6200円から2万4400円に引き上げた。25年11月中旬から前工程装置市場は本格的な回復局面に入ったとみており、適用PERを変更し目標株価を見直している。
日本板硝子<5202.T>=物色の矛先向かい急動意。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「ペロブスカイト太陽電池向けのガラス基板の分野に参入する」と報じられたことが好材料視されているようだ。06年に買収した英ピルキントンの技術を活用するとしており、ピルキントンの海外の販路なども活用して攻勢をかけるという。耐久性と強度が高く建材などへの活用が見込まれ、市場が大きいとされる「ガラス型」を中心に手掛けるとあることから、同分野でシェアを獲得することによる業績への貢献が期待されている。
YE DIGITAL<2354.T>=急反発で新高値。一気に800円台を回復する展開となり、今月15日につけた高値788円を奪回し年初来高値を更新した。ERPを軸とした業務システム構築などのビジネスソリューション事業と、組み込みソフト開発などのIoTソリューション事業を収益の2本柱としているが、いずれも好調で足もとの業績は拡大基調を強めている。23日取引終了後に発表した25年3~11月期決算は営業利益が前年同期比29.6%増の12億3800万円と高水準の伸びを達成し、特に9~11月期は前年同期実績の3.8倍と急拡大した。これがサプライズとなり株価を押し上げる格好となっている。
ACCESS<4813.T>=大幅高で続伸。ここ25日移動平均線を上値抵抗ラインとする下降トレンドが続いていたが、きょうは同移動平均線をマドを開けて上回る可能性が高く波動転換を示唆している。同社は23日取引終了後、同社の米子会社IP Infusionがアラブ首長国連邦に本社を置くEvollabs Techとホワイトボックス型ネットワーク機器向け統合ネットワークOS「OcNOS」の提供にかかわる契約を締結し、対価の一部が入金されたことを発表した。期間3年間、総額7000万ドルの契約で、25年中に支払いを求める3000万ドルのうち、1000万ドルが既に入金された(通期業績予想には織り込み済み)としている。これを手掛かり材料に目先上値を見込んだ短期資金が集中する状況となっている。
アストロスケールホールディングス<186A.T>=4日続伸、底値圏から出直りへ。この日の寄り前、欧州宇宙機関から軌道上改修・アップグレードサービス(IRUS)の調査案件を受注したと発表しており、好材料視されている。同社ではこれまで、軌道上サービス領域でデブリ除去、寿命延長(燃料補給、軌道制御)、観測・点検などの受注実績があるが、今回のIRUSに関する受注は衛星の寿命延長に寄与する軌道上改修・アップグレードという新たなサービス領域での取り組みとなり、同社では軌道上サービスのさらなる高度化と多様化に向けた重要なステップと位置付けている。受注金額は39万9000ユーロ(約7300万円)。なお、26年4月期業績予想の前提には含んでいないものの、業績に与える影響は軽微としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
関連銘柄
| 銘柄 | 株価 | 前日比 |
|---|---|---|
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186A
|
677.0
(15:30)
|
+27.0
(+4.15%)
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|
2354
|
811.0
(15:30)
|
+60.0
(+7.98%)
|
|
3405
|
1,606.0
(15:30)
|
+6.0
(+0.37%)
|
|
4813
|
574.0
(15:30)
|
+60.0
(+11.67%)
|
|
4892
|
588.0
(15:30)
|
+38.0
(+6.90%)
|
|
5202
|
539.0
(15:30)
|
+41.0
(+8.23%)
|
|
7735
|
14,920.0
(15:30)
|
+1,360.0
(+10.02%)
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