*11:58JST サンワテクノス Research Memo(8):2028年3月期に連結営業利益80億円超、ROE10.0%超を目指す
■サンワテクノス<8137>の長期ビジョンと中期経営計画
4. 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
同社は、2028年3月期にPBR1.0倍超を達成するために、営業利益80億円超、ROE10.0%超を目標とし各種施策に取り組んでいる。営業利益80億円超の達成に向けた取り組みについては既述のとおりで、3つの成長戦略を推進して実現する考えだ。また、ROEについては2025年3月期で5.0%に落ち込んだが、2023年3月期は13.3%、2024年3月期は10.8%と10%超の水準であったことから、収益が回復すれば達成可能な水準と言える。同社ではROEの向上施策として、収益の拡大に加えて総資産回転率の向上にも取り組む方針だ。具体的には、資本効率や在庫回転率の向上、政策保有株式の売却などを推進している。資本効率については、サンワ版ROICを導入し、利益指標のみ重視した評価制度から、資本効率性も重視した評価制度に改めた。そのほか、PER向上施策として株主還元の強化やIR/SR活動の強化による認知度向上に取り組んでいる。2026年3月期の1株当たり純資産は3,200円台となる見通しで、PBRは約0.9倍(11月末終値換算)と目標達成まであと少しの水準まできている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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4. 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
同社は、2028年3月期にPBR1.0倍超を達成するために、営業利益80億円超、ROE10.0%超を目標とし各種施策に取り組んでいる。営業利益80億円超の達成に向けた取り組みについては既述のとおりで、3つの成長戦略を推進して実現する考えだ。また、ROEについては2025年3月期で5.0%に落ち込んだが、2023年3月期は13.3%、2024年3月期は10.8%と10%超の水準であったことから、収益が回復すれば達成可能な水準と言える。同社ではROEの向上施策として、収益の拡大に加えて総資産回転率の向上にも取り組む方針だ。具体的には、資本効率や在庫回転率の向上、政策保有株式の売却などを推進している。資本効率については、サンワ版ROICを導入し、利益指標のみ重視した評価制度から、資本効率性も重視した評価制度に改めた。そのほか、PER向上施策として株主還元の強化やIR/SR活動の強化による認知度向上に取り組んでいる。2026年3月期の1株当たり純資産は3,200円台となる見通しで、PBRは約0.9倍(11月末終値換算)と目標達成まであと少しの水準まできている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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